こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の1巻収録、第7話「呪胎戴天-弐-」の感想ネタバレ記事です。
まずは前回のあらすじ。振り返りからいってみましょう!
Contents
6話「呪胎戴天」のあらすじ
西東京市の少年院にて、変態を遂げれば特級呪霊となる呪胎が現れました。
緊急事態のため、そこに派遣される高専1年の3人。息子が取り残されたという家族を見、「助けるぞ!」と意気込む虎杖。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
中に入ると、そこは呪力によって作られた生得領域であり、物々しい雰囲気を放つ空間でした。
ふと振り返ると、いつの間にか出口が消えてしまいましたが、出入り口の匂いを覚えている、と言う伏黒の玉犬を頼りに、一行は奥へと進みます。
途中、少年院の前で嘆いていた女性の息子と思われる遺体を発見した虎杖。
しかし、その少年は二度の無免許運転の末に女児をはねた男であり、伏黒は「置いてけ」と凄みます。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
価値観の違いから険悪なムードになってしまう二人。止めに入ろうとした釘崎でしたが、呪霊の力によって別空間に飛ばされてしまいます。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
伏黒らも気付かぬ間に殺されていた玉犬。
虎杖・伏黒の真横に、呪胎から変態を遂げた特級呪霊が現れ、一転して彼らはピンチとなります。

呪術廻戦7話「呪胎戴天-弐-」のネタバレ
それでは、ここからは今話の内容に入っていきます!
虎杖の覚悟
冒頭、鳥のような式神、「鵺(ぬえ)」を用い、飛びながら逃げる伏黒。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
”死ぬなよ 虎杖! 釘崎!”
一方の虎杖は、片手を失った姿で懸命に特級呪霊と戦っている様子。ここで、過去回想が入ります。
ーー特級呪霊と会敵した瞬間、距離が近すぎるため逃げられないと悟った虎杖。
自分が死ねばお前も死ぬ、と宿儺に協力を頼む虎杖でしたが、宿儺は断ります。
宿儺の指を既に二本取り込んだ虎杖。逆に言えば、宿儺の魂の宿った指は、まだ計18本も残っています。虎杖の中の宿儺が死んだところで、彼にとって特に影響はない様子。
代わりたいなら代わればいい、と宿儺は言いますが、その際は呪霊よりも先に伏黒・釘崎を先に殺すと言い出します。
当然そんなことは到底許容できない虎杖。しかし、目の前には特級呪霊。
逃げられず、宿儺に代わることもできないーーそんな八方塞がりな状況となってしまいます。
しかし、ここで虎杖はある方法を思いつきます。
それは、伏黒らを領域外に逃がし、その後で宿儺と代わる、というものでした。
ですが、それを実行するためには片手のない素の虎杖が、特級相手に足止めを行う必要があります。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
明らかに無謀な策であり、引き止める伏黒。しかし虎杖は、特級呪霊が「楽しんでいる」ことを引き合いに出し、時間稼ぎくらいなら何とかなる、と述べてみせます。
それでも渋る伏黒でしたが、最後は虎杖の「頼む」という真っすぐな顔と言葉に根負けし、その場から離脱します。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
特級呪霊VS虎杖悠仁
玉犬(黒)を召喚し、釘崎を探させる伏黒。虎杖の負担を最小にとどめるためにも、一秒でも早く領域を抜けられるよう急ぎます。
一方の虎杖は、特級呪霊との戦いを始めていました。呪具もなければ、左手もない状態の虎杖。呪力操作もまだ教わっていないため、防戦一方となってしまいます。
そんな戦いの中、虎杖は呪力のバリアのような攻撃で吹きとばされてしまいました。相手は遊んでいるとは言え、明らかに虎杖を殺しに来ている動きです。
特級呪霊は再び先ほどと同じ呪力によるバリアのようなものを張り、その範囲を広げていきます。
潰されないためにも、手を前に突き出し、必死に耐える虎杖。相手の攻撃は相当の出力であり、触れている指が焼き切れていきます。
虎杖を襲う、想像を絶するであろう激痛。ーー彼は涙を流してそんな痛みに耐えます。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
心の中で何度も弱音を吐く虎杖。自分の弱さを自覚しつつ、それでも彼は戦います。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
伏黒の合図
一方その頃、大量の呪霊に囲まれていた釘崎。何体かは祓ったようですが、どうやら捕まってしまった様子。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
しかし、ギリギリのところで伏黒が現れ、無事に釘崎を救出した様子。
ーー場面は虎杖に戻ります。
特級呪霊相手にボコボコにされ、自身の弱さを理解した虎杖。大声で弱音を吐きながらも、自身の思考を整理し、なおも特級呪霊に立ち向かいます。
しかし、相手は再三述べている通り、特級呪霊です。付け焼刃が通用するはずもなく、虎杖の一撃は楽に受け止められてしまいます。
そんな折、聞こえてきたのは玉犬の遠吠えーー伏黒の合図でした。
(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
すぐさま宿儺に代わる虎杖。ーーついに逆転が始まります。
呪術廻戦7話「呪胎戴天-弐-」感想
今回の記事、いかがでしたか?
絶大な戦力差を理解しつつ、伏黒らを逃がすために果敢に挑む虎杖。彼の心の葛藤もありありと表現されており、個人的に印象に残っている話の一つがこの7話です。
とにかく強い無双系の主人公もそれはそれで爽快感があっていいのですが、虎杖のように弱さを持っていて、且つそんな自分と葛藤しながら頑張る主人公と言うのも、また違った魅力があっていいですよね。
そして、ついに両面宿儺と代わった虎杖。次回、いよいよ逆転開始です!
それでは、最後までご覧いただいてありがとうございました!
