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【呪術廻戦】漫画72話のネタバレ・感想!”星漿体”天内理子の決断

こんにちはー! ライターのショウマルです。

 

アニメ化単行本の大量重版など現在話題沸騰中『呪術廻戦』は、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です。

 

ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません。

 

本記事はそんな『呪術廻戦』の9巻収録、第72話「懐玉ー捌ー」の感想ネタバレ記事です。

 

まずは前回の振り返りからいってみましょう。

 

Contents

71話「懐玉ー漆ー」のあらすじ

甚爾の不意打ちを喰らった五条でしたが、即座に”無下限呪術”を用いて甚爾を突き放しました。

連携した夏油が呪霊を出して甚爾を喰わせ、「悟!!」と駆け寄ります。

(出典:呪術廻戦9巻 芥見下々 集英社)

 

五条は、術式による防御は間に合わなかったものの、内臓は避けたと話します。

そして、「アイツの相手は俺がする」と述べた五条は、天内を”天元”の元まで連れて行くよう夏油に指示。

 

その直後、夏油の呪霊から甚爾が飛び出しました。

甚爾は身体に呪霊を巻き付けており、その呪霊によって呪具を出し入れしている様子。

 

また、彼の体には一切の”呪力”がなく、「天与呪縛」によって尋常でない身体能力を得ているようです。

相手が凄まじい速さを有していることから、五条は”術式順転「蒼」”の最大出力を用い、辺りの遮蔽物を全て取っ払います。

死角を失くしたことで甚爾の攻撃に反応できるようにすることを狙ったものですが、突如として”大量の蠅頭”が現れました

 

蠅頭に紛れて接近した甚爾の手には、”特級呪具「天逆鉾」”が握られています。

 

その効果は、「発動中の術式強制解除」

 

無下限呪術を破られた五条の首に、無慈悲な一撃が突き刺さり――

 

呪術廻戦72話「懐玉ー捌ー」のネタバレ

それでは、ここからは今話の内容に入っていきます。

決着と別れ

”特級呪具「天逆鉾」”によって五条の首を突き刺した甚爾。

彼は間髪を入れず、「天逆鉾」を用いて五条の体をめった刺しにします

 

最後には頭にも一撃を入れ、甚爾は「少し 勘が戻ったかな」と呟きました。

(出典:呪術廻戦9巻 芥見下々 集英社)

 

 

場所は代わり、高専の最下層へ到達していた夏油、天内、黒井の3名。

薨星宮(こうせいぐう)の参道にて、「私はここまでです」と黒井が頭を下げます。

 

そんな彼女を抱きしめ、「黒井 大好きだよ」と天内。

黒井は「私も…!! 大好きです…」と返し、2人は別れを惜しみます。そこには、そんな様子を優しく見守る夏油の姿も見られました。

(出典:呪術廻戦9巻 芥見下々 集英社)

 

もう1つの選択肢

黒井と別れた天内は、夏油とともに「天元様の膝下」にして「国内主要結界の基底」である”薨星宮 本殿”に到着しました。

(出典:呪術廻戦9巻 芥見下々 集英社)

 

地下とは思えないとんでもなく広いその空間――

巨大な樹を囲むようにボロボロの建物が立っています。

 

”天元”はそんな大樹の根元に居る様子であり、そこは高専結界とも異なる「特別な結界の内側」とのこと。

結界内には招かれた者しか入ることが許されないようであり、夏油もここまでのようです。

 

ここで、なんと「”天元”と同化する」以外に、「それか引き返して 黒井さんと一緒に家に帰ろう」ともう1つの選択肢を提示した夏油

(出典:呪術廻戦9巻 芥見下々 集英社)

 

どうやら天内と出会う以前から五条・夏油間で話し合いは終わっており、「”星漿体”が拒めば”同化”はなし」と決めていたようです。

 

天内の選択と……

「私達は最強なんだ」と述べ、天内がどちらを選択しようと「君の未来は私達が保障する」と夏油。

 

生まれた頃から”星漿体”として特別扱いを受けていた彼女は、自身の役目を当然のものと思って過ごしていたようです。

”同化”で皆と離れ離れになっても、「大丈夫」と思っていたという天内。

 

しかし彼女は、「もっと皆と… 一緒にいたい」と涙ながらに絞り出しました。

(出典:呪術廻戦9巻 芥見下々 集英社)

 

そんな彼女の様子を見て、「帰ろう」と手を差し伸べた夏油。

 

彼の手を掴むべく天内が手を伸ばした瞬間……

 

彼女は、凶弾に倒れました――

(出典:呪術廻戦9巻 芥見下々 集英社)

 

 

銃を撃ったのは、もちろん甚爾です。

 

「なんでオマエがここにいる」と夏油が問うと、「五条悟は俺が殺した」と返す甚爾。

 

「そうか 死ね」とだけ述べ、夏油は呪霊を召喚して――

 

呪術廻戦72話「懐玉ー捌ー」感想

今回の記事、いかがでしたか?

 

まさかの”五条悟敗北”に驚く間もなく、やってきた甚爾によって殺害されてしまった天内

直前に涙ながらに本音を語った天内の様子が描かれたからこそ、天内の頭が貫かれた際は衝撃でした。

 

また、夏油にとっては甚爾に「五条の死」が明かされたことで、二重の衝撃があったことと思われます。

 

我々読者は五条悟の現代での活躍を知っているため、五条悟の生存は確定しているものの、甚爾の攻撃は致命的なものに見えます。

果たして五条はここからどのように助かるのでしょうか。

 

また、次話に勃発するであろう夏油vs甚爾も気になるところですね!

 

それでは今回はこの辺りで。

最後までご覧いただいてありがとうございました!

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