こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の8巻収録、第64話「そういうこと」の感想ネタバレ記事です。
呪術廻戦を全巻お得に見る方法はこちらの記事でも紹介しています。

まずは前回のあらすじ。振り返りからいってみましょう!
Contents
63話「共犯」のあらすじ
呪胎九相図との戦いを終え、初めて「祓った」のではなく「殺した」であろう釘崎の事を心配する虎杖。
しかし釘崎は、意外にも平気な様子であり、自身の”人生の席”に座っていない人間に、「私の心をどうこうされたくない」と彼女は返します。
一方の虎杖は、相手が”泣いた”ことを話し、自分が殺した命の中に、”涙”があったということを話しました。
そんな虎杖の言葉を受け、「共犯ね 私達」と釘崎。
(出典:呪術廻戦8巻 芥見下々 集英社)
移動した2人は、無事伏黒とも合流を果たします。
しかし、伏黒が持っていた”宿儺の指”は、虎杖の掌に突如現れた宿儺の口により、食べられてしまいました。
場面は変わり、五条悟から1000万円の振り込みを受けた冥冥。
彼女は東堂葵と共に楽巌寺学長の前に立ち、禪院真希・パンダ・伏黒恵・釘崎野薔薇・虎杖悠仁の5人を”一級術師”に推薦して――?
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(出典:呪術廻戦8巻 芥見下々 集英社)
呪術廻戦64話「そういうこと」のネタバレ
それでは、ここからは今話の内容に入っていきます!
青い春とディスティニー
推薦を終え、卓球を行う東堂と冥冥。
2名以上の1級術師から推挙された者は現役の1級術師、もしくは1級相当の術師と共に幾つかの任務をこなし、適性があると判断された際、”準1級”への昇級が許される様子。
準1級術師となったものは、その後単独の1級任務に指名され、任務の結果如何によって1級術師への昇級の可否が決定されるようです。
虎杖は絶対に推薦を受ける、と確信している東堂は、「これが何を意味するか分かるかな?」と冥冥に問いました。
「意味も何もそれが全てじゃないか」と、球と共に冷静に返した冥冥。
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(出典:呪術廻戦8巻 芥見下々 集英社)
そんな彼女に、東堂は語ります。
”青い未来……”
”つまりは 東堂葵と虎杖悠仁が 共に任務へと立ち向かう
青い未来が存在していると言うこと!”
「…いや」と何か言いかけた冥冥の言葉を遮り、「同行する1級術師が俺とは限らない そう言いたいんだろう」と返した東堂。
彼は”もげた林檎が地に落ちるが如く”、ブラザーこと虎杖と惹かれ合うことを確信しているようです。
「正に”運命(ディスティニー)”」とキメて見せた東堂――
――が。
「いや だから 被推薦者が同行するのは 推薦者以外の術師だよ」
つまり、東堂はどう足掻いても虎杖との共同任務をこなすことができないようです。
冥冥の述べた衝撃の事実により、東堂は生気を失ってしまいました……。
(出典:呪術廻戦8巻 芥見下々 集英社)
そういうこと
さて、ここで場面が変わり、ある任務終わりの釘崎に話しかけた1人の女性。
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(出典:呪術廻戦8巻 芥見下々 集英社)
彼女――小沢優子は虎杖と中学が同じだったようであり、中学時代は太っていたものの、東京に来た環境の変化によって激やせした様子。
そんな優子、「今の私ならもしかして なんて…」と発言。
そういうことのようです。
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(出典:呪術廻戦8巻 芥見下々 集英社)
察した釘崎は、急遽伏黒を呼び出し。
やってきた伏黒は不機嫌な様子でしたが、事情を聞くと”そういうこと”であることを察したようです。
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(出典:呪術廻戦8巻 芥見下々 集英社)
高専入学が決まった際の虎杖の様子や、彼の自室の印象から、彼女はいないだろうと結論付けた伏黒。
また、彼は「背が高い子が好きって言ってたな」と虎杖の情報を話しました。
優子は十分な背の高さを有しており、思わず彼女と乾杯する釘崎。
同じ尺度
ここで釘崎は、「来い」の文字のみというとんでもなく淡泊なメッセージで虎杖を呼び出します。
近くのパのつくお店にいたようであり、呼ばれてすぐ登場した虎杖。
しかしここで釘崎は、優子の事を話していなかったことに気が付きました。
見た目が大幅に変わった優子―― 「誰?」という”久しぶりに再会した憧れの人に 言われたくない台詞No.1”であろう言葉を防ぐため、釘崎は慌てて説明しようとしましたが……
「あれ 小沢じゃん なにしてんの?」
と、虎杖は満点の対応。
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(出典:呪術廻戦8巻 芥見下々 集英社)
かつて、「クラスの女子で誰が好き?」という中学生男子にありがちな会話の中、「強いて言うなら小沢」と述べた虎杖。
クラスメイトは「デブじゃん」と理解できないようですが、「食い方とか字とか色々 すげー綺麗なんだよ」と虎杖は返します。
優子は、そんな自分が知らない自分を見てくれる虎杖に惹かれたようでした。
しかし、”今の私なら”と、かつて自分を”デブじゃん”と一蹴した人物らと同じ尺度で生きていることに気が付いてしまった優子。
彼女は結局想いを伝えず、虎杖は「またな」と笑顔で見送りました。
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(出典:呪術廻戦8巻 芥見下々 集英社)
呪術廻戦64話「そういうこと」感想
今回の記事、いかがでしたか?
序盤のギャグかのような東堂の茶番はともかく、スポーツに興じる冥さんも美しかった今回。
今回明らかになった、”準1級術師”は単独の1級任務を成功させることにより、1級術師に昇級できるという情報。
現状では歌姫や狗巻、メカ丸などが準1級術師と明かされていますが、彼らは1級任務を単独ではまだこなすことができないのでしょうか。
とは言え、2級でほぼ頭打ちとされる呪術界において、準1級でも十分にすごい位置ですよね。
さて、そんな1級術師に推薦された虎杖らですが、今回は箸休めのような日常回が描かれました。
優子のほろ苦い恋路…。 虎杖、いい奴が過ぎますね。
そろそろ新展開でしょうか? 次回の『呪術廻戦』も必見です!!
それでは今回はこの辺りで。
最後までご覧いただいてありがとうございました!