こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の7巻収録、第61話「起首雷同ー漆ー」の感想ネタバレ記事です。
まずは前回のあらすじ。振り返りからいってみましょう!
Contents
60話「起首雷同ー陸ー」のあらすじ
”蝕爛腐術 極ノ番「翅王」”を展開した壊相。
彼は背中から生やした血の羽を伸ばし、虎杖・釘崎を襲います。
触れれば大ダメージは免れないであろう攻撃に対し、とにかく逃げる2人。攻撃のスピードが速く、釘崎が当たってしまうかに思われましたが、虎杖が彼女を抱きかかえて救います。
人を1人抱えながら、なおもとんでもないスピードで走り抜ける虎杖。
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(出典:呪術廻戦7巻 芥見下々 集英社)
なんとか射程外まで逃げ切った2人でしたが、今度は血塗が襲い掛かります。
また、後ろからは壊相の姿が。
それぞれが血を浴びてしまい、”蝕爛腐術「朽」”によって、激痛が襲い掛かりました。
――が、”血”を用いた彼らの術式は、対象の一部があれば攻撃を当てることができる釘崎との相性が最悪。
芻霊呪法「共鳴り」により、釘崎が反撃を開始して――?
呪術廻戦61話「起首雷同ー漆ー」のネタバレ
それでは、ここからは今話の内容に入っていきます!
芻霊呪法「共鳴り」
釘崎の持つ芻霊呪法「共鳴り」は、対象から欠損した部位に人形を通して呪力を打ち込むことで、本体にダメージを与える術式です。
釘崎と対象との実力差や欠損した部位の希少価値によって効果が変わるこの術式において、今回のケースのような”血液”は価値の高い欠損部位とは言えません。
しかし、「共鳴り」は対象との”繋がり”を辿る術式―― 釘崎の中にある壊相・血塗の血液は、彼らの使う”蝕爛腐術”の術式の影響で、強く繋がっています。
このままではどうせ死ぬ、と釘崎は「共鳴り」を連打する姿勢。
一方の虎杖は、猛毒ともいえる”呪いの王 両面宿儺”の器です。したがって、あらゆる毒への耐性を有している様子。
痛みはあるものの、それでは虎杖を止めることができません。
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(出典:呪術廻戦7巻 芥見下々 集英社)
動き出した虎杖が、血塗にラッシュを仕掛けます。
同じく、「共鳴り」によって攻撃を仕掛ける釘崎。
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(出典:呪術廻戦7巻 芥見下々 集英社)
兄弟の絆
「共鳴り」を食らいつつも、動き出す壊相。
しかし、ここで虎杖と釘崎が位置をスイッチしました。
蝕爛腐術によって瀕死の釘崎が、虎杖の攻撃によって瀕死となった血塗とマッチアップ。一方の虎杖は、壊相と対峙します。
状況に鑑み、”絶対に術式は解かない!!”と壊相。
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(出典:呪術廻戦7巻 芥見下々 集英社)
しかし、瀕死となった血塗の声が、彼に響きます。
”俺達は三人で一つだ”という兄の言葉――
気付けば「朽」を解除していた壊相。彼は、再び極ノ番「翅王」を展開します。
黒い火花
釘崎の背後に迫る、”翅王”。
しかし、血塗と対峙した釘崎は、極限の集中状態にありました。
「朽」が解けたことで痛みも晴れ、より深く意識を研ぎ澄ます彼女――
ここで、”1/1000000の火花”が爆ぜます。
そして、壊相と対峙していた虎杖――
「翅王」が釘崎に当たる前に敵を仕留める、という虎杖悠仁という男の本領、「誠心」。
虎杖は、”黒い火花”に愛された人物です。
”黒閃”
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(出典:呪術廻戦7巻 芥見下々 集英社)
2人の黒閃により、大ダメージを受けた2人。
”兄者”である壊相のため、ボロボロの体で釘崎に襲い掛かる血塗でしたが、釘崎の「簪(かんざし)」によってトドメを刺されてしまいました。
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(出典:呪術廻戦7巻 芥見下々 集英社)
呪術廻戦61話「起首雷同ー漆ー」感想
今回の記事、いかがでしたか?
虎杖はともかく、釘崎が”黒閃”を経験!!
これはなかなかにアツい展開です…! 血塗は殺され、壊相も相当のダメージですから、次回には決着でしょうか。
また今話は、壊相・血塗の兄弟の絆も印象的でした。
合理的に考えれば、”勝利”のために「朽」を解くのはナンセンス。しかし、目の前では苦しむ弟の姿――
長男の言葉を胸に、壊相は最終的に術式を解きました。
彼らは単なる呪霊と人間のハーフであり、”加茂憲倫の被害者”でもあります。
出会いが違っていれば、味方となる未来もあったのかもしれませんね。
それでは今回はこの辺りで。
最後までご覧いただいてありがとうございました!