こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の7巻収録、第60話「起首雷同ー陸ー」の感想ネタバレ記事です。
まずは前回のあらすじ。振り返りからいってみましょう!
Contents
59話「起首雷同ー伍ー」のあらすじ
単身で宿儺の指を取り込んだ特級呪霊に勝利してしまった伏黒。
彼の右手には宿儺の指が握られていました。そんな彼の戦いを見て、「それでいい」とご満悦の宿儺。
![]()
(出典:呪術廻戦7巻 芥見下々 集英社)
戦闘で疲れ切っており、呪われてしまった姉 津美紀のことを思い出しつつ、彼は眠りにつきます。
一方で、場所は変わって呪胎九相図の受肉体と対峙している釘崎。
背中がコンプレックスだという相手は、宿儺の指の方へと背中を見せずに走ります。
――ここで、彼の背後からやってきたのは同じく呪胎九相図の3番と、虎杖でした。
![]()
(出典:呪術廻戦7巻 芥見下々 集英社)
自身のコンプレックスである背中を見られ、彼は激昂します。
攻撃を仕掛けた釘崎でしたが、呪胎九相図は術式を発動。
”蝕爛腐術 極ノ番 翅王”
![]()
(出典:呪術廻戦7巻 芥見下々 集英社)
いよいよ本格的な戦いが始まるようです。
呪術廻戦60話「起首雷同ー陸ー」のネタバレ
それでは、ここからは今話の内容に入っていきます!
極ノ番「翅王」
冒頭、宿泊しているホテルから虎杖・釘崎が消えていることに気付いた補助監督の新田。
彼女は急いで車を走らせ、彼らを探します。
場所は変わり、呪胎九相図と対峙する虎杖と釘崎。
相手は”蝕爛腐術 極ノ番「翅王」”なる技を展開しており、その見た目は血の羽のようです。
地面に滴り落ちたその血は、落ちた先にあった石を溶かしました。
「あの血触んなよ!」と忠告する虎杖。
ここで、相手は宙に浮かび、血の羽を虎杖・釘崎に向けて伸ばします。
![]()
(出典:呪術廻戦7巻 芥見下々 集英社)
即座に背を向けて走り出した2人。血の羽のスピードはかなりのものであり、釘崎の走力では逃れられそうにありません。
ここで、虎杖は釘崎の体を持ち上げ、とんでもないスピードで駆け抜けます。
![]()
(出典:呪術廻戦7巻 芥見下々 集英社)
釘崎を抱えた虎杖は、そのまま木々を避けつつ森を突っ切り、「翅王」の射程外まで辿り着きました。
蝕爛腐術「朽」
森を抜けて舗装された道路まで辿り着いた2人でしたが、そこには呪胎九相図の弟の方が待ち構えていました。
釘崎を庇い、彼の吐き出した血を浴びてしまう虎杖。
![]()
(出典:呪術廻戦7巻 芥見下々 集英社)
兄の方も到着し、釘崎に向けて攻撃を当てます。
対象を腐蝕させる効果があるのか、瞬時に袖が解け、痛む様子の釘崎。
ここで、「私達の術式は ここからです」と述べた彼は、”蝕爛腐術 「朽」”を発動します。
血を浴びた箇所に、謎の紋様が浮かび上がる釘崎・虎杖。
![]()
(出典:呪術廻戦7巻 芥見下々 集英社)
兄弟の血を粘膜や傷口から取り込み、兄弟のどちらかが術式を発動すれば、侵入箇所から”腐蝕”が始まってしまうようです。
虎杖はもって15分、釘崎は10分が限界であることを述べる呪胎九相図。
これは”術式の開示”であり、効果の底上げによって実際はもっと早くに限界が来てしまうようです。
呪胎九相図の真実
ここで、明かされるのは”呪胎九相図”という特級呪物の正体。
明治の初めに存在した「呪霊の子を孕む特殊体質」を持った娘に対し、”史上最悪の術師”として名高い加茂憲倫(かも のりとし)が子を作らせ、その結果生まれたのが”呪胎九相図”――
中でも特級に分類される呪物である1番-3番は、互いの存在だけを頼りに150年もの間封印を保ってきたようです。
長い時を経て、真人らによって受肉させられ、この世に顕現した3人。
彼らの絆は極めて強固なものであり、彼らは自身らが生き抜くため、呪霊側につくことを決めたようです。
壊相(えそう)は血塗(ちけず)のため、血塗は長男のため、長男は壊相のために生きる――
彼らはそう誓い、”三人で一つ”であることを確かめ合います。
![]()
(出典:呪術廻戦7巻 芥見下々 集英社)
ここで、”蝕爛腐術「朽」”を食らいながらも、笑い出した釘崎。
相手の術式に対し、素直に「強いな」と述べる彼女ですが、「私との相性 最悪だよ!!」と続けます。
その時、術式を食らった自身の腕に釘を突き刺し、”芻霊呪法 「共鳴り」”を繰り出した釘崎。
![]()
(出典:呪術廻戦7巻 芥見下々 集英社)
「我慢比べ」が始まります――!!
呪術廻戦60話「起首雷同ー陸ー」感想
今回の記事、いかがでしたか?
”呪胎九相図”という特級呪物の正体が明かされた今回。
ざっくり言ってしまうと、彼らは呪霊と人間とのハーフとして生まれたようですね。
加茂家の汚点にして”史上最悪の呪術師” 加茂憲倫の好奇心による実験だったようですが、かなりやることがエグい…!
4番-9番も存在しているようですが、今回の描写を見るに、”特級”に位置付けられているのは1-3番のみなのでしょうか。
だとすれば、4番-9番の在り処も気になるところです。
そして、自らを蝕む敵の”血”を介して、芻霊呪法で敵に攻撃を届ける釘崎―― とんでもない胆力も見せてくれました。彼女の一手で、2人は壊相・血塗に勝利することができるのでしょうか。
それでは今回はこの辺りで。
最後までご覧いただいてありがとうございました!