こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の6巻収録、第44話「京都姉妹校交流会ー団体戦⑪ー」の感想ネタバレ記事です。
まずは前回のあらすじ。振り返りからいってみましょう!
Contents
43話「京都姉妹校交流会ー団体戦⑩ー」のあらすじ
京都校三年 加茂憲紀vs 東京校一年 伏黒恵の戦いーー
加茂は”赤血操術”の使い手であり、自身の血や、その血が付着した物を操ることが可能です。そんな術式の特性により、矢尻に血を付着させることで、物理法則を無視した軌道を描く矢。
![]()
(出典:呪術廻戦5巻 芥見下々 集英社)
一方の伏黒も、トンファーや式神によって矢を防ぎます。
しかし、赤血操術の強みは”自身の血も操れる”ということ。”操る”対象は運動や形状のみならず、成分に及ぶまで血のあらゆる状態を指します。
そんな術式の特性によるドーピング、「赤鱗躍動」によって飛躍的に身体能力を向上させた加茂に、伏黒は苦戦を強いられます。
![]()
(出典:呪術廻戦5巻 芥見下々 集英社)
場面は変わり、一人で行動する東京校二年 狗巻棘。
彼はパンダから預かったであろうメカ丸の携帯を用い、三輪に電話を掛けます。
”眠れ”という呪言により、眠ってしまった三輪。
![]()
(出典:呪術廻戦5巻 芥見下々 集英社)
ーーそんな狗巻のところに、突如として特級呪霊の花御(はなみ)が現れます。
![]()
(出典:呪術廻戦5巻 芥見下々 集英社)
辺りに人はおらず、単騎の狗巻。
また、他の場所でも呪詛師と真人の姿がありました。
交流会に乱入する招かれざる客ーー どうなってしまうのでしょうか。
呪術廻戦44話「京都姉妹校交流会ー団体戦⑪ー」のネタバレ
それでは、ここからは今話の内容に入っていきます!
加茂家嫡男として
加茂憲紀の回想から始まった今話ーー 自身の事を”嫡流”と述べていた彼でしたが、実は側室から生まれた子だった様子。
正室が加茂家相伝の術式を継いだ子を産めなかったことで、憲紀が嫡男として迎えられたようです。
次期加茂家当主としての矜持を胸に、伏黒と戦う加茂。
「赤鱗躍動」によって大幅に身体能力を向上させている加茂に、伏黒はなんとか食らい付いています。
「近接戦でここまで立ち回れる式神使いは貴重だよ」と加茂。
ここで加茂は、「私は虎杖悠仁を殺すつもりだ」と言い放ちます。
![]()
(出典:呪術廻戦6巻 芥見下々 集英社)
楽巌寺学長の指示は関係なく、彼個人としての判断である様子。
「加茂家の人間として正しい判断だと思っている」と続ける加茂。
”加茂家嫡男”という、ある種の”呪い”に囚われているようようにも見えます。
一方の伏黒は、「自分の良心を信じてる」ーーそう述べます。
”自分の良心に従って人を助ける それを否定されたら後は”
”呪い合うしか ないですよね”
![]()
(出典:呪術廻戦6巻 芥見下々 集英社)
激化する戦い
ここで、加茂の背後に伏黒の式神。彼はすぐに反応し、臨戦態勢を取ります。
ーーが、それは解除前の式神であり、即座に消えてしまいます。
![]()
(出典:呪術廻戦6巻 芥見下々 集英社)
その一瞬の隙を突いて、新たな式神を召喚する伏黒。
呪力を食うため単体でしか使えず、また最近重複したばかりのようです。
「満象(ばんしょう)」
![]()
(出典:呪術廻戦6巻 芥見下々 集英社)
召喚された「満象」は、大量の水を吐き出します。圧倒的な量と圧で、建物外に押し流された加茂。
ここで伏黒は、「満象」を解除し「鵺(ぬえ)」を召喚します。
鵺の電撃によってダメージを受ける加茂。
しかし彼は、血液パックを取り出し、”赤血操術「赤縛(せきばく)」”を繰り出します。
凝固した血に捕縛される「鵺」
![]()
(出典:呪術廻戦6巻 芥見下々 集英社)
失血を防ぐため、あらかじめ血液のパックを用意して持ち歩いているようですね。
母の想いを胸に、「私は 負けるわけにはいかないのだ!!」と加茂。
――その時でした。
逃 げ ろ
突如、二人の近くで大規模な”木”が生成されます。
桁違いの大きさであり、当然驚く二人。
そこには、その木に狙われているであろう狗巻の姿がありました。
「逃 げ ろ」と狗巻。
(出典:呪術廻戦6巻 芥見下々 集英社)
ここで、呪詛師と思しき男が何かを高専の地面に打ち付けます。
そして、唱える男。
「闇より出でて 闇より黒く その穢れを禊ぎ祓え」
![]()
(出典:呪術廻戦6巻 芥見下々 集英社)
”悪意”と共に、高専に帳が降りました。
呪術廻戦44話「京都姉妹校交流会ー団体戦⑪ー」感想
今回の記事、いかがでしたか?
加茂家嫡流としての”呪い”じみた義務感と想いを背負って戦う加茂。一方の伏黒も、自身の信念を胸に加茂に立ち向かいます。
どちらも”御三家相伝の術式”を有しているだけあって非常に強いですが、花御の攻撃によって勝負はお預けとなってしまいましたね~…
決着を見たかったところではありますが、それどころではなくなりそうです。
そして、呪詛師によって高専に降ろされた帳……これで教師陣も異変に勘付くでしょうから、ここから呪霊側がどのように立ち回るのかが楽しみですよね。
異常事態によって突如幕が下りた姉妹校交流会―― 次回も必見です!
それでは今回はこの辺りで。
最後までご覧いただいてありがとうございました!