こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の1巻収録、第3話「自分のために」の感想ネタバレ記事です。
まずは前回のあらすじ。振り返りからいってみましょう!
Contents
2話「秘匿死刑」のあらすじ
第二話冒頭、虎杖の秘匿死刑が決定した旨を五条悟によって伝えられた虎杖。
学校での事件の際、虎杖に宿儺が受肉した直後、五条が現場にやってきます。驚く伏黒。どうやら「上」がうるさかったため、観光がてらやってきたようです。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
虎杖悠仁が宿儺の指を食べた、という状況を把握した五条は、虎杖に宿儺に代わるよう言います。
「僕 最強だから」と述べ、宿儺を圧倒して見せた五条。素に戻った虎杖を気絶させ、彼が意識を取り戻した際人格を保っていれば、彼に器の可能性がある、と語ります。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
彼を死なせたくない、という伏黒の願いもあり、虎杖に執行猶予が与えられるよう漕ぎつけた五条。
「宿儺を全て取り込む」ため、虎杖の呪術高専入学が決まります。

呪術廻戦3話「自分のために」のネタバレ
それでは、ここからは今話の内容に入っていきます!
呪いの王 両面宿儺
第3話冒頭は、呪術高専の説明から入ります。
東京都立呪術高等専門学校は、日本に2校しかない呪術教育機関の一校であり、表向きには私立の宗教系学校とされているようです。
また、学校としての機能のみならず、任務の斡旋やサポートも行われており、卒業後をここを起点に活動する呪術師は多いそうです。
虎杖はこれから東京校の学長との面談があるそうです。
すると、突如虎杖の頬に口が出現し、「力以外の序列はつまらんな」と宿儺が述べます。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
虎杖曰く、たまに出てくる様子。しかし宿儺、先の戦いで五条のことを相当に認めているようです。五条には”借り”があるとし、虎杖の身体をモノにしたら真っ先に殺してやる と述べます。
「宿儺に狙われるなんて光栄だね」と五条。
両面宿儺は腕が四本、顔が二つある実在した人間であり、呪術全盛の時代に術師が総力を挙げて彼に挑むも、敗れてしまった様子。
両面宿儺は紛うことなき呪いの王だ、と五条は締めくくります。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
呪物にまでもその力は及ぶことから、当時の宿儺が相当強かったであろうことは容易に推測できます。
「先生とどっちが強い?」という質問に、最強を自称する五条も”力を全て取り戻した宿儺”を相手にするのは「ちょっとしんどい」とのこと。しかし、「勝つさ」と彼は述べます。
学長面談
五条と虎杖が離しながら歩いていると、呪術高専の学長 夜蛾正道(やが まさみち)のもとに到着します。なにやらカワイイ物を作っている学長。
完全にモデルはアノ人です。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
虎杖悠仁です、と名乗り、ついでに好みのタイプを述べて頭を下げる虎杖。
そんな彼に、夜蛾学長は「何しに来た」と問いかけます。
呪術を学んだ先…呪いを祓う力を身に着けた先に何を求めるのか、という趣旨の質問のようです。
遺言に従い、細かいことはともかく人を助けたい、という答えを正直に述べた虎杖。
すると学長は、「遺言」というワードに注目し、他人の指図で呪いに立ち向かうのか、と問います。
そして、「不合格だ」と無情な結論を突き付ける学長。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
自らの呪いがこもっているという呪骸を虎杖にけしかけます。窮地にこそ人間の本音は出るものだ、とし、学長の納得いく答えが出るまで攻撃は続くとのこと。
問答が続く中、学長は問います。
「自分が呪いに殺された時も そうやって祖父のせいにするのか」
虎杖は「嫌なこと言うなぁ~」と返します。どこまでも正直な男です。
夜蛾は「呪術師に悔いのない死などない」と語ります。そしていま一度、夜蛾は問います。
「君は何しに呪術高専に来た」
虎杖は、運動も喧嘩も昔から人並み以上にできた様子。しかし、「自分にしかできない」という思いを抱いたことはなかったようです。しかし、「宿儺を食べる」ということにおいては、現時点で虎杖悠仁にしかできないこと。
そんな使命から逃れたら、ふとした時に凹んだり、「俺のせいじゃねぇ」と自分に言い聞かせることになってしまう……彼は「そんなのゴメンだね」としたうえで、こう言い放ちます。
「生き様で後悔はしたくない」
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
……虎杖の、作中屈指の名言ですね。
そんな答えを聞いた夜蛾は、二っと笑い、五条に寮を案内するよう指示します。
「合格だ」と言い放つ学長。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
こうして、晴れて虎杖悠仁は呪術高専一年となりました。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
始まる寮生活
寮に案内された虎杖。部屋の中はかなり綺麗であり、そして広いです。
そこで、「悠仁が戦う必要なくない?」と問う五条。しかし、「やるったらやる!」と、虎杖の決意は固い様子です。
そんな虎杖の答えに、「君が戦わないなんてことはあり得ないんだけどね」と五条先生。どうやら虎杖の覚悟を今一度試すために問うたようです。
両面宿儺の指集めは、なかなかに厄介な様子。息をひそめるものや、既に呪霊に取り込まれているものなど、様々な状態にあると予想されるようです。しかし、虎杖と両面宿儺は「指を探す」という一点においてはWINWINの関係。
虎杖(の中の宿儺)がレーダー代わりになるはずであると五条は言います。
そこに、部屋着姿の伏黒が現れます。どうやら伏黒は隣室の住人であり、賑やかな方がいいだろう、という五条の粋な(?)計らいのようです。
そして、明日はいよいよ三人目の一年生を迎えに行くとのこと。
最終ページにて、「盛岡までで既に4時間」という相当な田舎から出てきたであろう三人目の一年生がお披露目となります。
釘崎野薔薇(くぎさき のばら)ーー彼女はどのような人物なのでしょうか。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
呪術廻戦3話「自分のために」感想
今回の記事、いかがでしたか?
祖父の遺言を胸に、「生き様で後悔したくない」という自分自身の言葉で学長を納得させ、合格を勝ち得た虎杖。
一話の感想でも述べましたが、やはり応援してしまいたくなる主人公です。
魅力ある主人公が人気作の特徴の一つであることはよく語られますが、虎杖はまさにその典型ですよね。
そして、当然魅力あるヒロインも重要となる少年漫画。次回はいよいよ三人目の一年生にしてヒロイン枠、釘崎野薔薇が本格的に登場します。
次回も必見です!
それでは、最後までご覧いただいてありがとうございました!
