こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の5巻収録、第37話「京都姉妹校交流会ー団体戦④ー」の感想ネタバレ記事です。
まずは前回のあらすじ。振り返りからいってみましょう!
Contents
36話「京都姉妹校交流会ー団体戦③ー」のあらすじ
二手に分かれた東京校チーム。
各班の先頭で索敵を担っているパンダ・伏黒は、京都校がまとまって動いていることに気が付きます。
今回の団体戦のルール上、まとまって動くことによるメリットはほとんどありません。
従って、「虎杖を殺すつもりじゃないか」という疑惑が。
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(出典:呪術廻戦5巻 芥見下々 集英社)
そこで、東京校メンバーは、状況を確認するためにも引き返すことになります。
一方で、団体戦の勝利も狙うため、狗巻は単独で呪霊狩りを続行する様子。
蓋を開けてみると、東堂の介入によって京都校による虎杖暗殺は失敗。
戻ってきた東京校チームがそれぞれ京都校に攻撃を仕掛け、東京校vs京都校の直接対決の形になっていきます。
そんな中、”逕庭拳”を「悪癖」と断じる東堂。
彼は逕庭拳で満足している限り「オマエは俺に勝てん!」と断言します。
「弱いままでいいのか?」と問われ、焚きつけられる虎杖。
どうやら東堂には、虎杖を更なるステージに押し上げるための考えがあるようです。
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(出典:呪術廻戦5巻 芥見下々 集英社)
呪術廻戦37話「京都姉妹校交流会ー団体戦④ー」のネタバレ
それでは、ここからは今話の内容に入っていきます!
特級には通じない
なおも続く東堂と虎杖の戦闘。
虎杖は東堂の動きをよく”見て”、東堂葵という人間を食らい、戦いの中で成長している様子。
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(出典:呪術廻戦5巻 芥見下々 集英社)
流麗な動きで東堂の体勢を崩し、虎杖は彼の空いた顔面に攻撃を仕掛けます。
しかし、加速しきる前の拳に自ら当たりに行くことで、ダメージを最小に抑えた東堂。
ここで東堂は、虎杖の腕を掴み、話し始めます。
逕庭拳について東堂は、トリッキーであり、「並みの術師では何が起こったか分からず混乱するだろう」と述べます。
しかし、”特級には通じないぞ”と東堂。虎杖は真人や漏瑚の姿を思い浮かべます。
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(出典:呪術廻戦5巻 芥見下々 集英社)
「どうする 親友」と問う東堂に、虎杖は「俺の全力にドンピシャで呪力を乗せる」と答えます。
全身全霊で
さて、逕庭拳を超える”強さ”への理屈は理解した虎杖。
ここで、東堂はさらにアドバイスを続けます。
通常遅れないはずの呪力が、虎杖のスピード・反射神経について来れていないことで起こる逕庭拳。
そんな呪力が遅れる原因について、東堂は「呪力を”流して”いるからだ」とズバリ答えます。
「いや…流す速度を上げようって話だろう?」と疑問をぶつける虎杖。
しかし東堂は、答えることを焦らずに話を続けます。
呪力を”流す”という認識が、多くの術師が意識的に行っている様子。
様々な負の感情によって捻出される呪力は、臍(へそ)を起点に全身に”流す”のがセオリーとのこと。
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(出典:呪術廻戦5巻 芥見下々 集英社)
しかし、「臍→胸→肩→腕→拳」へと呪力を”流す”という、「体を部位で分ける意識が呪力の遅れを生む」ーー東堂はそう語ります。
”呪力を流す”という意識はあくまで初歩であり、囚われ過ぎてはいけない、と東堂。
そして彼は続けます。
「俺達は腹でモノを考えるか? 頭で怒りを発露できるか?」
「俺達は 全身全霊で世界に存在している」
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(出典:呪術廻戦5巻 芥見下々 集英社)
ここまで聞いて、「ありがとう東堂」と構える虎杖。
「なんとなく 分かった」
ーー東堂も、同じく構えます。
「…もう 言葉はいらないな」
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(出典:呪術廻戦5巻 芥見下々 集英社)
重なる二人の手ーー 更なる戦いが始まるようです。
”全力で 導く!”
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(出典:呪術廻戦5巻 芥見下々 集英社)
東堂の脳内には、虎杖と過ごした青春の日々が流れます(※存在しない記憶)。
登場当初からしばらくは、頭のおかしい脳筋というイメージでしかなかった彼ですが、気が付けば虎杖のいい師にしていい先輩、そして親友(ベストフレンド)に。
パンダ vs 究極メカ丸
場面は変わり、鵺の帯電した翼によって木の上に堕とされた西宮。
釘崎・パンダが彼女を見上げます。
釘崎は、真依を「真希さんの出涸らし」呼ばわりと、なかなかエグい煽りを行います。
それを聞いて、「はぁ?」と表情が変わる西宮。
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(出典:呪術廻戦5巻 芥見下々 集英社)
怒った彼女に、さらに煽りを続ける釘崎。メカ丸を”ペッパー君”呼ばわりと、切れ味鋭い口の悪さを見せつけます。
ここで、背後からパンダに攻撃がヒット。現れた攻撃の主はメカ丸でした。
しっかりやり取りを聞いていたようであり、「誰がペッパー君だっテ?」とメカ丸。
しかし、突如起き上がったパンダが、ペッパー君ことメカ丸を殴ります。
「ま 仲良くやろうぜ呪骸同士」とパンダ。
その一言でキレた様子のメカ丸は、一気に戦闘モードへと移ります。
「人形風情が 知った口ヲ…!」
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(出典:呪術廻戦5巻 芥見下々 集英社)
呪術廻戦37話「京都姉妹校交流会ー団体戦④ー」感想
今回の記事、いかがでしたか?
東堂が虎杖を導く、一種の修行回の様相を呈していた今回。
かなり好きな回だったので、なかなか執筆に熱がこもった気がします。
結論を急がず、ゆっくり説明していく東堂…いいですよね。 そのお陰で、きちんと理解ができた様子の虎杖。彼は一段と強くなったのではないでしょうか。
一方、メカ丸vsパンダの人外対決もいよいよ開始。今のところ真依・狗巻以外の全員がそれぞれ姉妹校の相手とマッチアップ。
主目標の呪霊討伐から随分横道に逸れてしまっていますが、ここからどうなっていくのでしょうか。次回も必見です。
それでは今回はこの辺りで。
最後までご覧いただいてありがとうございました!