こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の4巻収録、第31話「タイトル」の感想ネタバレ記事です。
まずは前回のあらすじ。振り返りからいってみましょう!
Contents
30話「我儘」のあらすじ
真人の領域”自閉円頓裹”に引き込まれ、魂に触れる術式”無為転変”の必中となった七海。
「文字通り掌の上」となった現状ーー
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
彼は思わず「クソッ」と漏らします。
そして、七海の過去回想へ。
会社の利益のみを追求する上司の方針に、疑問を抱きつつ昼夜働いていた七海。
ある日彼は、”呪術師”としての力を行使し、パン屋の店員の女性を助けます。
蠅頭(ようとう)を祓った程度、と言えばそれまでですが、その店員は店外にまで走り出て、七海にお礼を叫びました。
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
そんな経験を経て、再び呪術師となった七海。
そして舞台は現在に戻ります。
呪術師として生きる中で、感謝はもう大勢の人からもらったと語る七海は、「悔いはありません」と清々しい顔つきに。
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
そこに助けに現れたのは、虎杖でした。
領域の壁をぶち破り、中に侵入した虎杖。通常は自殺行為でしかない行動ですが、彼の中には”両面宿儺の魂”があります。
”無為転変”で宿儺の魂に触れてしまったことで、宿儺から一度警告を受けている真人。
不本意とは言え、二度宿儺の魂に触れてしまったことで、真人は彼の逆鱗に触れてしまいます。
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
宿儺の攻撃で深手を負った真人。その結果、領域が解除されてしまいーー?
呪術廻戦31話「また明日」のネタバレ
それでは、ここからは今話の内容に入っていきます!
戦いの決着は・・・?
あくまで宿儺が独断で行った攻撃。したがって、七海は勿論の事、虎杖ですらなぜ領域が解除されたかわかっていません。
しかし、相手の状態を見、瞬時に”殺せる”と判断した虎杖。彼は七海よりも早く、真人に向かって走り出します。
一方の真人は、”領域展開”によって大量の呪力を消費してしまった様子。
そこで彼は、最後の呪力を振り絞って体を巨大化させます。
自ら的を大きくした真人。虎杖は走ります。そして、”透明な殺意”で以って、真人の身体に攻撃を当ててみせました。
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
刹那、何かに勘付いた様子の七海。
先ほどの虎杖の攻撃が決まると、真人の身体がはじけ飛びます。手応えのなさに違和感を覚える虎杖。
ふと七海の方を見ると、彼は既に走り出していました。七海の向かう先は側溝。なんと真人は、体を細く小さく変化させることで、下水道から逃げる腹積もりのようです。
七海が側溝に向かって強力な攻撃を当てますが、どうやら真人はすでに逃げてしまった様子。
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
すぐ猪野に連絡し、「私達も追いましょう」と述べる七海ですがーー
重傷だった虎杖は、ついに倒れてしまいます。アドレナリンによって動くことが出来ていたのでしょうか。戦いの緊張が一時緩んだことによってか、意識が遠のいてしまったようです。
戦いが終わって
下水道から逃げおおせた様子の真人。相当なダメージを受けており、消耗しています。
宿儺に対して、「魂の格が違う」と評価する真人。彼は「宿儺さえ復活すれば呪いの時代がくる」と確信します。また同時に、”虎杖悠仁を殺したい”と真人。
因縁の相手となった両者ーー再びまみえる時が来るのでしょうか。
ーーところ変わって、虎杖と話す七海。
「俺は今日人を殺したよ」と虎杖は言います。
人が死ぬことは仕方ない、として、せめて正しく死んでほしいーーそう思っていた虎杖。
ここで虎杖は、「正しい死って何?」と問います。
「そんなこと私にだってわかりませんよ」と七海。
そして、虎杖の言う「正しい死に導く」と言う行為は、きっとかなり苦しい行いーー
「私はおすすめしません」と七海は述べますが、「などと言っても君はやるのでしょうね」と続けます。
今回の任務を経て、虎杖の人となりを理解しているようですね。
そして彼は、さらに続けます。
「死なない程度にして下さいよ」と。
「君を必要とする人がこれから大勢現れる」
「虎杖君はもう 呪術師なんですから」
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
会ったばかりの際、「私もアナタを術師として認めていない」と述べた七海。
今回の任務を通して、彼は虎杖を認めたようです。
その言葉を噛み締める虎杖。長い任務が、終わりを迎えました。
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
それから
順平の通っていた里桜高校にて、「いじめに関するアンケート」が行われている様子が描写されます。
いじめを見て見ぬふりしていたであろう女子生徒が、意を決してアンケートに記入している様子。
場面は変わり、伊藤と2人で面談を行う外村先生。
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
どうやら順平は、対外的には「引っ越した」ということになっているようです。
順平の術式によって、動かなくなった伊藤の腕。
今回の事件によって、里桜高校はーーそこに通う生徒たちはーー少しでも変わっていくことでしょう。
そして七海・虎杖の待つ廊下を進む虎杖。
”正しい死に様なんて分かりゃしない
ならせめて 分かるまで アイツを殺すまで
もう俺は負けない”
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
呪術廻戦31話「また明日」感想
今回の記事、いかがでしたか?
順平・虎杖・真人の成長が描かれた、今回の”幼魚と逆罰”編。
順平に関しては残念な結末となってしまいましたし、虎杖の精神的なダメージも計り知れません。
しかし、確かに一歩を踏み出した虎杖。五条先生との訓練に加え、今回のハードな任務を生き抜き、虎杖は確かな成長を遂げて見せました。
少し気が早いですが、京都姉妹校交流会編での活躍が楽しみですよね。
それでは今回はこの辺りで。
最後までご覧いただいてありがとうございました!