こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の1巻収録、第2話「秘匿死刑」の感想ネタバレ記事です。
まずは前回のあらすじ。振り返りからいってみましょう!
Contents
1話「両面宿儺」のあらすじ
オカ研に所属しており、人間離れした身体能力を有している主人公・虎杖悠仁は、ある日 特級呪物”両面宿儺”を拾います。先輩と拾ったものを共有し、中身は先輩が保管することに。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
そんな虎杖がいつものように祖父のお見舞いに行くと、「オマエは強いから人を助けろ」という遺言を残し、祖父は帰らぬ人となってしまいました。 必要な書類を処理していると、呪術高専の伏黒恵なる人物が、特級呪物について虎杖に詰め寄ります。
今夜学校で呪物の指を開封する、というオカ研二人の予定を話した虎杖。どうやら相当にまずい状況らしく、二人は学校に向けて走り出します。一方その頃、学校ではピンチが訪れていました。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
虎杖の助けもあり、なんとか呪いを祓った伏黒でしたが、さらに強力な呪いが襲ってきます。祖父の遺言に従い、人を助けるべく、虎杖は特級呪物”両面宿儺”を飲み込むことで呪力を得、呪いを祓って見せます。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
しかし、その結果として両面宿儺が受肉してしまい、虎杖悠仁は呪術規定の下、処刑対象となってしまったのでした。

呪術廻戦2話「秘匿死刑」のネタバレ
それでは、ここからは今話の内容に入っていきます!
決定! 秘匿死刑
虎杖が目を覚ますと、そこは大量のお札が張られた部屋。
目の前には黒い目隠しをした男が座っています。男は問います。
「今の君はどっちなのかな?」
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
どうやら虎杖は完全に虎杖悠仁と人格に戻っている様子。
まだ意識が朦朧としている中、虎杖は「あんた確か……」と記憶を探ります。
その男の名前は五条悟(ごじょう さとる)。 呪術高専の一年担任だと言います。
そこで完全に何があったのかを思い出し、オカ研の先輩と伏黒を心配する虎杖。しかし、立とうにも虎杖は拘束されており、腕を動かすことができません。
五条悟は無情な事実を言い放ちます。
「君の秘匿死刑が決定した」
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
両面宿儺VS五条悟
場面は前話の続きに戻ります。
両面宿儺が受肉したものの、完全に素に戻った様子の虎杖。身体に浮かんでいた禍々しい印もスゥゥ…と消えていきます。
しかし、そんな虎杖に対して警戒を解かない伏黒。そこで、どんな状況?と五条悟が現れます。彼は前述のように一年担任……つまり、伏黒の担任に当たる人物です。
特級呪物ともなると「上」がうるさいとのこと。観光がてらやってきたのだと言います。
五条が「見つかった?」と問うと、何とも言えない顔の伏黒。
ここで虎杖が、「俺それ食べちゃった」とカミングアウトします。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
当時伏黒はかなり大げさに構えていましたが、一方の五条は「ウケる」と軽いノリです。
そして五条は、そんな両面宿儺を取り込んだ虎杖に、宿儺と代わるよう言います。
「10秒経ったら戻っておいで」と言う五条。 彼の身を案じて遠慮する虎杖ですが、五条は「僕 最強だから」と言い放ちます。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
戦闘を始める前に、「これ持ってて」と伏黒に袋を渡す五条。中身は喜久福(きくふく)なる先代の名物品。
生徒が死にかけている間に土産を買ってきた五条。伏黒が突っ込みを入れますが、五条は「土産じゃない 僕が帰りの新幹線で食べるんだ」という突っ込みを入れます。
そんな軽い会話をこなしていると、いつの間にか虎杖が身体を明け渡した宿儺が、五条の背後から襲い掛かります。
しかし、全く宿儺のもとを見ることなく避けてしまう五条。
驚きの表情を浮かべる宿儺ですが、次の瞬間、彼は五条に顔を殴られます。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
ーー怖ろしく速い? 違うな
と、冷静に五条の分析を行う宿儺。
今度は本気を出したのか、地面を激しく抉り取る強力な攻撃を繰り出しました。……しかし、攻撃が当たっているのは五条の周りの地面だけ。抉れた地面は五条に当たることなく浮いており、五条は全くの無傷です。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
ちょうど10秒経つ頃、再び宿儺の意識に打ち勝ち、虎杖の意識が表出。五条の指示通り、戻ってきて見せます。
そんな虎杖の眉間に指をあて、彼を気絶させた五条。
気絶から目覚めたときに宿儺に身体を奪われていなかったら、彼には器の可能性がある、と五条は語ります。
そして五条は、受け持ちの生徒である伏黒に、「彼をどうするべきかな」と問います。
規定にのっとれば虎杖は処刑対象だ、とする伏黒。しかし彼は続けます。
「でも死なせたくありません」
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
私情?と再び五条が問うと、「私情です」と伏黒はきっぱり答えました。五条はどうやら規定側ではなく、割と緩い性格の様子。「かわいい生徒の頼みだ 任せなさい」と快諾します。
二つの選択肢
回想が明けて、「ってなわけで改めて 君死刑ね」と軽く言い放つ五条。
読者も思ったことですが、「回想と展開があってねーんだけど」と虎杖は不満げな顔で言い放ちます。
しかし、死刑は死刑でも執行猶予がついたようです。腕が4本あった宿儺には、当然指も20本存在します。そんな宿儺の指、どうやら”最強”を自称する五条悟をして破壊できない様子。
どうやら虎杖悠仁が死ぬことで、彼に受肉した両面宿儺も死ぬようです。
そこで、呪術界隈の上層部でしょうか、五条の言う「老人共」は、虎杖悠仁を殺せと騒いでいる様子。
そこで、虎杖の延命のため、五条はこう提言したようです。
「どうせ殺すなら 全ての宿儺を取り込ませてから殺せばいい」
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
この提言を上は了承した様子。こうして虎杖には、今すぐ死ぬか、全ての宿儺を見つけ出し 取り込んでから死ぬかという二つの選択肢が与えられました。
自分の死に様
場面は変わり、杉沢病院。井口は重症の様子ですが、生きてはいるようです。明日には彼を治すことができる人がやってくるとのこと。
そして虎杖は「行かなきゃならない所あるんだ」と述べ、「バイバイ」と別れを告げます。
場所が変わり、五条と話す虎杖。呪いの被害は、規模だけでいえばザラにあるようです。さらに、呪いに遭遇した場合、普通に死ねたら御の字であり、ぐちゃぐちゃでも死体が見つかればまたマシ、というレベルの現場であるとのこと。
「オマエは強いから人を助けろ」
祖父の言葉を反芻する虎杖。
宿儺が消えれば呪いによって殺される人も減る、という事実を確認し、彼は覚悟を決めたようです。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
宿儺の指をためらわず口に入れる虎杖。今回で20本中2本ーーすなわち1/10を取り込んだこととなりますが、彼には何の異変も現れません。
ここで、虎杖が「千年生まれてこなかった逸材」だと確信した五条。
死刑には全く納得していない様子の虎杖ですが、宿儺は全部食べる、という覚悟は決めたようです。祖父の「オマエは大勢に囲まれて死ね」という遺言を思い出し、「自分の死に様はもう決まってんだわ」と言い放ちます。
今日中に荷物をまとめるよう言う五条。
「どっかいくの?」と虎杖が面食らっていると、頭に包帯を巻いた伏黒が登場し、これから虎杖が呪術高専に転入する旨を伝えます。
そして、舞台は東京都立呪術高等専門学校へ。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
京都のような寺社仏閣が建ち並んでおり、明らかに清水寺や五重塔がモデルとされる建物がありますが、スルーします。
呪術高専へと転入した虎杖ですが、キャッキャウフフな学園コメディが始まるわけもなく……何より、一年生は虎杖で3人目とのこと。少ない!!
さて、次回はどのような展開が待ち受けているのでしょうか。
呪術廻戦2話「秘匿死刑」感想
今回の記事、いかがでしたか?
なんとか即時死刑は免れた虎杖でしたが、結末は死刑と決まってしまっている様子。ここからは宿儺の指を巡った物語が始まるようです。
また、五条によると一年生が3人とのことですが、もう一人の一年生と二年生以上の生徒の存在が気になりますね!
それでは、最後までご覧いただいてありがとうございました!
