こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の4巻収録、第29話「タイトル」の感想ネタバレ記事です。
まずは前回のあらすじ。振り返りからいってみましょう!
Contents
28話「殺してやる」のあらすじ
「ぶっ殺してやる」と腹の底から出た本音をぶつけ、真人に向かっていく虎杖。
しかしその動きは怒りに任せた単調なものではなく、きちんと考えた上で組み立てられた動きでした。
![]()
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
一方で、自身の魂をいじることで身体の形を変えられる真人は、様々なインスピレーションを体現して見せ、虎杖の傷を増やします。
そんな真人を、傷や痛みを恐れずに引っ張り出すことで、自身の土俵に無理やり上げる虎杖。
![]()
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
近付いて真人に攻撃を仕掛ける虎杖ですが、彼が体から生やした棘を食らってしまい、動きが鈍ってしまいます。
その瞬間、真人は彼の体に触れ、「無為転変」を発動。
しかし、虎杖の体には宿儺の魂も存在しています。図らずも”無為転変”によって宿儺の魂に触れてしまった真人。
![]()
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
なんと怒りの宿儺によって追い返されてしまいます。
その一瞬の隙に付け入り、真人に頭突きを繰り出す虎杖。何度も何度も頭突きで彼に攻撃し、さらに蹴りを与えることによって大ダメージを狙った虎杖ですがーー
なんといつの間にか背後に回っていた真人。
そんな大ピンチを救ったのは、一級術師・七海健人でした。
![]()
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
遂に合流した二人。彼らは真人に打ち勝つことができるのかーー?
呪術廻戦29話「成長」のネタバレ
それでは、ここからは今話の内容に入っていきます!
情報共有
「説教は後で」と述べ、現状を報告するよう述べる七海。
虎杖は、悲痛な面持ちで「2人…助けられなかった…」と、順平の母と順平について述べます。
![]()
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
ボロボロになって尚、第一に他人の事を想う虎杖ーー
七海は「まずは君の体のことを」と聞きなおします。
「俺は平気」と虎杖。我々読者は彼がどんな攻撃を食らったのか(当然)知っていますが、あれで「平気」とは…超人です。
この期に及んで軽口を叩く真人。そんな折、彼の鼻から虎杖が与えた攻撃による鼻血が流れます。
![]()
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
当然それを見逃さず、虎杖に真人の流した鼻血について問う七海。「奴の手に触れましたか?」と七海は相手からの攻撃についても問います。「うん」と答える虎杖。
ここで七海は、虎杖から聞いた情報を整理し、
①虎杖に真人の術式は効かない
②虎杖を殺せない理由がある(=よって術式を使わない)
と二つの仮説としてまとめます。どちらも好都合、と七海。
そして、いよいよ真人vs虎杖・七海の戦闘が始まります。
「ここで確実に祓います」 「応!!」
![]()
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
息の合った共闘
ついに戦いの火蓋が切って落とされ、激しい戦闘が始まります。
一人が正面、もう一人が真人の死角に回り込むことで、挟み込む形で攻撃を行う二人。
そんな中、真人が呪力を溜め、全身を針に変化させます。
![]()
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
この溜めを察知し、未然に避ける二人。針となった真人を端から削り倒す二人。
真人本体まで攻撃が届こうとしたところで、真人は小さな子供の姿となり、攻撃を避けます。
七海が「奴は形を変える直前」と述べると、「呪力のタメがある」と即答する虎杖。七海は虎杖の答えを受け、「よろしい」と返答します。
![]()
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
さきほどの「全身を針に変える攻撃」の際の溜めのことですね。
二人となったことで、明らかに押され始めた真人。ここで彼は、ストックしてあった小さな人間を体内から吐き出し、”無為転変”で改造人間を生成、虎杖を殺すよう命じます。
虎杖のカバーに入る七海を邪魔し、「アイツ人間殺せないだろ」と真人。
![]()
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
かくして、二人は分断されてしまいます。
虎杖が攻撃を仕掛けると、わずかに人語を話す改造人間。攻撃の手を止め、苦悩する虎杖。
そんな折、改造人間の一体がーー
「お… …がい」
「ころして」
ーーその言葉を受け、虎杖は……
![]()
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
真人の領域展開
分断に成功して一対一に持ち込んだことで、ついに七海を追い詰めた真人。
「馬鹿な子供(ガキ)」と虎杖を揶揄する真人に、七海は「それは違います」と即座に否定します。
「どちらかと言えば バカはあなたです」と七海。
ーーその時、虎杖が校舎から飛び出し、真人に攻撃。七海を救い出します。
再び合流した二人は、やはり息の合った連係で真人を追い詰めます。
「死」のインスピレーションを痛烈に感じ取る真人。
![]()
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
ーーそして彼は、ついに呪術の極致へと達します。
”領域展開”
![]()
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
”自閉円頓裹”
![]()
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
「今はただ 君に感謝を」
ーーと、自身の成長の糧となった七海に、感謝を送る真人。
呪術廻戦29話「成長」感想
今回の記事、いかがでしたか?
遂に”領域展開”をも会得してしまった真人。
宿儺の魂に触れることはご法度ですから、展開時は虎杖をはじいたようですね。”領域展開”の効果は、簡単に言ってしまえば領域を発動した術者の術式の必中。
真人の術式は”無為転変”……つまり七海は、絶体絶命の状況に追い込まれてしまいました。
次回はどうなってしまうのでしょうか。
それでは今回はこの辺りで。
最後までご覧いただいてありがとうございました!