こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の4巻収録、第28話「タイトル」の感想ネタバレ記事です。
まずは前回のあらすじ。振り返りからいってみましょう!
Contents
27話「もしも」のあらすじ
順平を高専に誘った虎杖でしたが、そこに現れたのは真人。
彼はいきなり虎杖に攻撃を仕掛け、そのまま拘束してしまいます。
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
「逃げてくれ!」と叫ぶ虎杖に、順平は落ち着くよう述べ続けて言います。
「真人さんは悪い人じゃ……」
と、ここで真人との日々を思い出し、彼の所業を見つめなおした順平。
今まで「無関心」を盾に本質を見ようとしていなかった順平は、フリーズしてしまいます。
そんな順平に手を触れ、虎杖の目の前で「無為転変」を行使した真人。
(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
順平は、変わり果てた姿になってしまいましたーー。
「俺のことは好きにしていい!」と、プライドも何もかもかなぐり捨てて宿儺に懇願する虎杖。
そんな虎杖の頼みを断り、宿儺は嗤います。
あまりに無力で惨めな虎杖を前に、一緒になって嗤い出す真人。
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
そして虎杖は再確認します。彼らは「どこまでいっても”呪い”なんだ」と。
怒りのままに真人に拳を見舞う虎杖。通常、打撃が効かないはずの真人ですが、なんと宿儺の器である虎杖は自然に”魂の輪郭”を知覚しており、魂ごと叩くことができる様子。
虎杖と真人の戦いが始まります。
呪術廻戦28話「殺してやる」のネタバレ
それでは、ここからは今話の内容に入っていきます!
虎杖vs真人
真人の狙いは、友人であった男(=順平)を目の前で殺すことで、自身を虎杖にとって「殺したい程憎い相手」に仕立て上げ、宿儺を呼ばせること。
しかしこれを成立させるためには、真人が虎杖よりも強いという前提の下、「自分にはこいつを殺せない」と虎杖に認識させる必要があります。
しかし、”魂の輪郭”を知覚していることで魂ごと攻撃を仕掛けてくる虎杖は、真人にとっては天敵です。
相手の攻撃に対し、手を羽に変えて飛翔することで避ける真人。
一方の虎杖は、そんな相手ーー真人のことを分析しながら攻撃を組み立てます。怒気を抱いてはいるものの、冷静さは欠いていないようです。
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
自身の腕の形を自在に変え、虎杖に攻撃を仕掛ける真人。
真人が伸ばした腕によって、虎杖は掌に穴を空けられます。しかし彼はその伸びた腕をつかみ、真人を吹き飛ばして見せました。
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
そんな攻防により、舞台は校舎内から外に移ります。
虎杖への無為転変
真人に近づき、拳を叩きつける虎杖。
そこそこ効いているように見えますが、真人は笑い、自身の身体の一部を棘のように変形させて虎杖の体を貫きます。
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
「君じゃ俺に勝てないよ」と述べ、宿儺に代わるよう言う真人。
そして彼は虎杖に触れ、”無為転変”を発動します。
しかしその瞬間、真人が引き込まれたのは宿儺の生得領域。
共に虎杖を腹の底から嗤った仲だ、として「一度は許す」と述べる宿儺ですが、
「二度はない」と言い放ちます。
「分を弁えろ 痴れ者が」
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
真人が虎杖への無為転変を介して、宿儺の魂に触れてしまったことで生じた、一瞬の隙。
そんな隙を突き、虎杖は真人の顔面に頭突きを見舞います。
何度も何度も頭突きを見舞う虎杖。相当効いているように見えます。
虎杖のピンチに現れたのは…
なおも攻撃を仕掛ける虎杖。真人からの反撃はありません。
叫びながら、さらに強力な一撃を叩きこもうとしたその時ーー
いつの間にか、背後を取られている虎杖。真人の手は、食らえば大ダメージとなるであろう、モーニングスターのような形状。
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
圧倒的なピンチ。真人が腕を振り下ろしたその時ーー
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
”線分”の演出ーー おそらく全読者が歓喜に沸いたであろう瞬間でしょう、現着した七海が虎杖への攻撃をはじき返して見せます。
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(出典:呪術廻戦4巻 芥見下々 集英社)
遂に虎杖と合流した七海。二人の共闘により、真人を祓うことはできるのでしょうか。
呪術廻戦28話「殺してやる」感想
今回の記事、いかがでしたか?
今回の目玉の一つは、何といっても真人が触れてしまった宿儺の逆鱗でしょう。
魂に干渉する術式である”無為転変”。
虎杖は体の中に宿儺の魂を有していますから、当然と言えば当然の結果です。まさか必殺の術式も聞かないとは……真人も認める通り、彼にとって虎杖は本当に天敵ですね…。
そしてもう一つの目玉にして見どころ……それは勿論、主人公の圧倒的ピンチに訪れた一級術師 七海(ナナミン)!!!
上述しましたが、きっとあの瞬間は全読者が湧いたはず。何を隠そう私自身も、執筆していてテンションが上がりました(笑)
どんどん盛り上がるvs真人。次回はどうなってしまうのでしょうか!
それでは、今回はこの辺りで。
最後までご覧いただいてありがとうございました!