こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の3巻収録、第25話「固陋蠢愚」の感想ネタバレ記事です。
まずは前回のあらすじ。振り返りからいってみましょう!
Contents
24話「幼魚と逆罰-陸-」のあらすじ
順平と映画話に花を咲かせる虎杖。
相当の映画好きであろう順平に、一ヵ月の映画漬けの甲斐があってか、虎杖は難なくついていける様子。
そんな折、買い物帰りの順平母が通りかかり、なんと虎杖は吉野宅で晩御飯を一緒に食べることに。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
一方、場面は変わり、下水道にて瓦礫の中から這い出た真人。
七海の攻撃によって全身が埋もれてしまったようですが、粉々にされたところで”魂の形”が保てていれば死にはしないようです。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
戦いの中でどんどん成長を重ねる真人。
一方、彼と激闘を繰り広げた七海もまた、なんとか生きながらえた様子。真人によって与えられた傷こそ残っているものの、致命的なものではないようです。
戦った感触や言動によって、相手を子供だと評する七海。彼が呪霊として更なる成長を遂げることを危惧しており、一刻も早く祓わなければ、と考えます。
その頃、吉野宅では三人でわいわい食卓を囲んでいました。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
非常に微笑ましい関係であり、母との仲は良好な様子の順平。
母の存在により、「人を殺す」ということが自分にはできないことだと自覚したようです。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
しかし、そんな母に襲い来る悲劇により、順平はーー?
呪術廻戦25話「固陋蠢愚」のネタバレ
それでは、ここからは今話の内容に入っていきます!
子供だから
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
順平の母ーー吉野凪は、あれから宿儺の指に引き寄せられた呪霊によって殺害され、腰から下が欠損した状態で見つかった様子ーー…
場面は変わり、二人で話す虎杖と七海。
七海が単身で呪霊の元に乗り込んだことを知ってか、虎杖は「次はちゃんと連れてってくれ」と彼に言います。
しかし、七海はあくまで「駄目です」の一点張り。
相手は改造されているとは言え「人間」であり、虎杖悠仁はまだ「子供」です。
呪術師をしている限りいつか人を殺さなければならない時が来る、と七海は言いますが、「でもそれは今ではない」と続けます。
「子供であるということは決して罪ではない」と虎杖を慮る七海。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
そして彼は虎杖に、「吉野順平の監視」を指示します。
喪服を着て一人向かうは・・・
順平母が亡くなった際、彼のもとを訪れていた真人。
真人は宿儺の指について、「呪いを呼び寄せる呪物なんだ」と話します。
「なんでそんなものが家に……!」と、当然の疑問をぶつける順平。
人を呪うことで金を稼ぐ呪詛師が多いことに触れ、「金と暇を持て余した薄暗い人間」に心当たりがないか、と問う真人。
特級呪物「宿儺の指」は、あまりに危険度の高い呪物。そこそこの金で流通するはずがありませんが、そんなことは知る由もない順平は、見事に同じ学校の生徒の仕業だと判断してしまいます。
次の日、黒い服を着て学校へ向かう順平。その瞳に光はありません。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
学校では、体育館に全校生徒が集まっており、表彰式が執り行われている最中でした。
他人に書かせた読書感想文で最優秀賞を受賞し、表彰される伊藤翔太なる人物。
他の生徒によると「ボンボン」のようで、見事に「金と暇を持て余した薄暗い人間」です。
そんな表彰式の最中、真人によって帳(とばり)が降ろされます。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
帳とは結界。今回真人が帳に付与したのは、「内からは出られず、外からは入れる」というもののようです。
夏油も学校までは同行したようですが、残穢を残さないため、帳は真人に降ろさせたようです。
そんな彼らの狙いは、順平と虎杖をぶつけ、虎杖悠仁に「宿儺優位の”縛り”を科す」ことにありました。
夏油はここで帰るようですが、真人は高みの見物を決め込むようです。
呪詛師 順平
体育館に入り、何らかの術式で全生徒を眠らせた順平。
表彰されていた伊藤翔太と、担任の外村のみ意識があり、普通に立っています。
「”アレ”を家に置いたの オマエか?」と聞く順平。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
「? 何の話ーー」
と聞き返そうとした伊藤ですが、順平の何らかの術式によって、伊藤の腕に毒のような模様が浮かび上がります。
そして、伊藤を一方的に殴る順平。
ーー伊藤が虫の息となったその時でした。
体育館の扉が勢いよく開き、虎杖が登場します。
「何してんだよ!! 順平!!!」
「引っ込んでろよ 呪術師」
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
呪術廻戦25話「固陋蠢愚」感想
今回の記事、いかがでしたか?
事情を知っているこっちとしては、順平に同情してしまう部分はありますよね。
しかし、虎杖はまだ順平の身に何が起こったのかを知りませんから、さぞ驚いていることでしょう。順平の凶行をとめることはできるのでしょうか。そして、そんな順平をそそのかし、高みの見物を決め込んでいる真人。彼との再戦は行われるのでしょうか。
次回、出会って絆を深めてから一夜にして袂を分かってしまった、悲しい二人の戦いが描かれます。
あまりに悲しい物語。その終着点はーー?
それでは、最後までご覧いただいてありがとうございました!