こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の3巻収録、第23話「幼魚と逆罰-伍-」の感想ネタバレ記事です。
まずは前回のあらすじ。振り返りからいってみましょう!
Contents
22話「幼魚と逆罰-肆-」のあらすじ
わざと残穢(ざんえ)を残した呪霊(=真人)の誘いに乗る形で下水道に訪れた七海は、真人と戦闘を行います。
互いに高い身体能力で格闘を行う中、七海は術式を発動。
真人は手傷を負ったかに思えましたが、自身の魂の形を保つことにより、すぐに体が治ってしまいます。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
彼の術式は”無為転変”。
触れた相手の魂の形を変えることができる術式であり、そんな力を利用することで改造人間を作ることができるようです。
場面は変わり、吉野順平を彼の家の前で待っていた担任・外村先生。
外村は吉野の琴線に触れるような無責任な言動を繰り返し、ついには気付かぬうちに吉野をキレさせてしまいます。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
吉野が呪術を行使しようとしたその瞬間、図らずもそれを止めに入ったのは、誤って放出してしまった蠅頭を捕獲しに来た虎杖でした。
彼らの様子を見て、順平が外村の事を嫌っていると理解した虎杖。外村を無理やり遠ざけて見せました。
「嫌いな奴にいつまでも家の前いてほしくねーだろ」と虎杖。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
一方その頃、七海は真人に手傷を負わされ、ピンチに陥っていました。
しかし、「時間外労働」であると述べ、ネクタイを外しーー?
呪術廻戦23話「幼魚と逆罰-伍-」のネタバレ
それでは、ここからは今話の内容に入っていきます!
七海 VS 真人
場面は少し前に遡り、開戦直後。
真人はストックしてある改造人間を使い、攻撃を仕掛けます。
七海が跳んで空中にいる最中の攻撃。しかし彼は、持っている鉈を壁に差し込むことで滞空し、器用に攻撃を避けて見せました。
「タす…けでぇ…」と泣く改造人間。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
真人曰くまだ脳/意識の精度が悪く、「魂の汗」がにじみ出ることがあるようです。
悪趣味な術式に、悪趣味な攻撃方法。内心穏やかでない七海は、怒気と共に改造人間の涙をぬぐい、なおも真人に立ち向かいます。
しかし、突如距離を詰めて七海に触れる真人。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
自身の魂も自在に形を変えられる”無為転変”の特性を用い、自身の足を「馬」のそれに変え、爆発的な加速力を得た様子。
真人に触れられた七海ですが、改造人間となる様子はありません。真人曰く「無意識に魂を呪力で覆っている」ため、なんとか生きているようです。
人間として形は保っているものの、彼に触れられたわき腹から血が流れる七海。
時間外労働
ここで、場面は前話の最後に戻ります。
足を馬のそれから人間のそれに戻しつつ、「こんなもんか 一級術師」と述べる真人。
しかし、「ここからは時間外労働です」と七海が述べると、なんと彼の呪力が増していきます。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
時間による「縛り」により、呪力を制限していた様子。
さらに彼は、自身の術式を事細かに開示し、自身の呪力を底上げします。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
戦闘を行いつつも、目の前の呪霊ーー”真人”の祓い方を考える七海。
ここで彼は、自身の術式が無生物にも有効であることを利用した方法を思いつきます。
真人を祓う方法として彼が考えたのは、「全身を一撃で粉々にすること」
それを実現するため、七海は術式を用いて壁に殴り掛かります。
”十劃呪法(とおかくじゅほう)”
”瓦落瓦落(がらがら)”
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
二つの縛りで底上げされた呪力によって繰り出される一撃は、真人も驚くほどの威力。
そして、破壊と共に壁に迸る呪力。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
七海が行った攻撃は、「破壊した対象に呪力を篭める」という拡張術式です。
壁にとんでもない威力の攻撃を当てたことで、当然天井にもダメージが入り、崩落する下水道。崩落する全ての瓦礫に「呪力」が篭っていますから、当然呪霊にも攻撃として有効です。
「避けた方がいいかな」とつぶやく真人でしたが、すかさず替えの足に攻撃を当て、逃がす隙を与えない七海。
「お互い生きてたらまた会いましょう」
と七海が述べ、勝負は一旦お預けとなりました。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
仲を深める虎杖と順平
あれから場所を変え、河原にやってきた順平と虎杖。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
伊地知が電話に出ないため、虎杖はどうすれば良いかわからないようです。
真人から呪術高専のマークである「うずまきのボタン」について聞いていた順平は、既に虎杖の事を呪術師として認識している様子。
しかし「呪術師」は、自分の理解者であり、呪霊でもある真人の敵ーー 順平は考え込みます。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
ここで、考えることを放棄した虎杖は、素直に順平に”映画館で呪霊を見なかったか”聞きます。
「見てないよ」と嘘をつく順平。
呪霊が見えるようになったこと自体最近であることを述べます。
「じゃあもう聞くことねぇや!」と虎杖。
ここから彼らは映画の話で盛り上がります。元来映画が好きである順平と、修行のため「一か月間映画漬け」だった虎杖は、どうやら話が合う様子。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
良き友人になれそうな予感がしますが、この先どうなっていくのでしょうか。
呪術廻戦23話「幼魚と逆罰-伍-」感想
今回の記事、いかがでしたか?
”引き分け”と言う形で一度幕を下ろした七海 VS 真人。
二人とも生死不明ですが、真人はメタ的にこの程度では死なないはず…。しかし七海は真人によって手傷を負っていますから、少し心配なところです。
一方の虎杖と順平は、順調に友情を育んでいました。
呪力のコントロールの修業のため、手段の一つとして(半ば強制的に)鑑賞していた映画が、まさかこのような形で役に立つとは…。
しかし、観た映画の感想が似たものになると言う事は、元々感性は似た部分があるのかもしれませんね。
釘崎・伏黒以来の、虎杖が同年代と絡む姿、非常に微笑ましいものです。
ここから二人の関係はどうなっていくのでしょうか。次回も必見です!
それでは、最後までご覧いただいてありがとうございました!