こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の3巻収録、第22話「幼魚と逆罰-肆-」の感想ネタバレ記事です。
まずは前回のあらすじ。振り返りからいってみましょう!
Contents
21話「幼魚と逆罰-参-」のあらすじ
拠点としている下水道内で語らう真人と順平。
真人は人間を用い、どれだけその大きさを変えられるか、などの実験を行っているようです。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
そんな弄ばれた人間を前に、特に何も思わない様子。と言うより、他人には無関心であり、興味がないようです。
そして、「無関心」こそが人間の美徳と述べる順平。
そんな順平に、「心」というものは人間にはなく、喜怒哀楽は全て魂の代謝によるもの、と述べる真人。
だからこそ、それぞれの命に価値や重さと言ったものはなく、人間は自由であり、何をしてもいいーーそう真人は説きます。
そして、「俺は順平の全てを肯定するよ」と真人。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
ところ変わって、改造人間を作り出している呪霊(真人)の居場所を突き止めた七海。
彼は「子供」である虎杖を連れていくリスクより、単身で乗り込むリスクを取ります。虎杖には吉野順平を捜査させ、自身は一人で呪霊の元へ向かう様子。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
一級術師と特級呪霊の戦いーーどちらが勝利するのでしょうか。
呪術廻戦22話「幼魚と逆罰-肆-」のネタバレ
それでは、ここからは今話の内容に入っていきます!
肉体が先か魂が先か
真人との戦闘が始まり、「絵にかいたような軽薄 その奥にあるどす黒い強さ」と、性格と強さの点で、真人と五条の姿を重ねる七海。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
(……彼の五条悟へのイメージ、悪意ありません?)
しかし、そんな相手に対し、七海は攻撃を受けることなく立ち回ります。
攻防の中、七海は術式を用いて真人に攻撃。彼の身体に傷をつけてみせます。
きちんと呪力で受けたにもかかわらず傷ついた腕を見て、「そういう術式?」と問う真人。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
つれない答えではあるものの、七海は返事を返しました。
続く会話。呪霊としては極めて珍しい、一般人レベルに会話の成り立つ相手ーー
五条が報告した未登録の特級呪霊二体との関連を疑う七海。
そんな相手の呪霊、真人曰く、「いつだって魂は肉体の先にある」そして、「肉体の形は魂の形に引っ張られる」とのこと。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
七海につけられた傷を容易く治してみせる真人。しかしそれは治癒ではなく、「己の魂の形を強く保っている」とのこと。
魂に触れ、その形を自在に変えるーー
”無為転変”
ーーそれが真人の術式のようです。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
人間を小さくして何体かストックしている真人は、魂をいじることでその人間を意識のない改造人間に改造しなおします。
ここで、時計を見る七海。
「今日は11時から働いているので 何がなんでも19時にはあがります」
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
吉野と先生
順平が真人と会っていた場所から家に帰ると、家の前には座って待っていたであろう担任の外村先生が。
順平をいじめていた三人組である佐山・西村・本田が亡くなったことを告げる外村。
しかし外村は、とんでもないことを言い出します。
「オマエ 仲良かったよなぁ」
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
思わず「は?」と聞き返す順平。
「友達もいないオマエを よくかまってやってたろ」と、教師とは思えない発言で順平の心を的確に抉る外村。ここまで来るとわざとかと疑うレベルの天然です。
とんでもないことを言い出した教師に、とうとう我慢の限界を迎えようとしていた順平は、真人の言葉を思い出します。
「俺は順平の全てを肯定するよ」
手を突き出し、真人に習ったのか、何らかの呪術を繰り出そうとする順平。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
…そこに現れたのは、なぜか蠅頭(ようとう)を追いかけてきた虎杖でした。
虎杖悠仁と吉野順平
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
蠅頭を放すことで、吉野順平が呪術を行使できるか確かめる、という作戦を行っていた伊地知と虎杖。しかし、いざ蠅頭を放そう…と言うときに、誰か(=外村先生)がいたため、作戦が失敗となってしまったわけです。
さて、場面は現在に戻りーー 蠅頭が危害を加えないうちに捕獲することに成功した虎杖。その時、彼は順平の視線から、呪霊が「見えている」ことを確信します。
「大事な様があるから」と順平を借り受けたい旨を話す虎杖ですが、なかなか応じてくれない外村。
そこで虎杖は、無理やり外村のズボンをはぎ取り、走り去ってしまいます。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
急いで後を追いかける外村ですが、次の瞬間には、後ろから戻ってきた虎杖が。
とんでもないスピードで町内を一周してきたようです。また、彼の手にズボンはありませんから、どこかしらに置いてきた様子。
冷静に「僕だけ引っ張っていけば良かったんじゃ…」と言う順平ですが、「嫌いな奴にいつまでも家の前いてほしくねーだろ」と、虎杖。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
自然に相手の事を慮ることができる虎杖の温かさに触れ、順平の目が変わります。
場面が変わり、それなりに重い一撃を食らった様子の七海。
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(出典:呪術廻戦3巻 芥見下々 集英社)
真人は無傷であり、「こんなもんか 一級術師」と発言しています。
しかし、ここで七海は、「ここからは 時間外労働です」と述べ、ネクタイを緩めはじめました。まだ全力ではなかったと言う事でしょうか。
なおも続く死闘。彼らの戦いの結末はーー?
呪術廻戦22話「幼魚と逆罰-肆-」感想
今回の記事、いかがでしたか?
七海 VS 真人と、虎杖と順平の出会いが描かれた今話。
七海の方は、なにかしらの攻撃で一撃食らってしまいピンチようですね…… しかし、「時間外労働」という発言。
このままやられっぱなしだとは思えませんし、次回の活躍に期待が高まりますね!
また、ついに出会った順平と虎杖。同年代ですし、誰にでも気さくに接することのできる虎杖ですから、仲良くなれそうな予感はします。
しかし、順平は真人と出会ってしまい、彼の不思議な魅力に取りつかれているように思えますから…先行きが不安ですね。
それでは、最後までご覧いただいてありがとうございました!