こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の1巻収録、第1話「両面宿儺」の感想ネタバレ記事です。
呪術廻戦を全巻お得に見る方法はこちらの記事でも紹介しています。

Contents
呪術廻戦1話「両面宿儺」のネタバレ
早速今話の内容に入っていきます!
主人公 虎杖悠仁登場!
舞台は宮城県仙台市 杉沢第三高校。一人の黒髪の青年が、電話を掛けながら百葉箱を開けるところから物語は始まります。
しかし、百葉箱の中身は空っぽ。青年の任務は、百葉箱の中に保管されていた特級呪物なるものを回収することだそうです。
場面は変わって、杉沢第三高校の心霊現象研究会ことオカ研。
本作の主人公である一年 虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)と、二年の佐々木・井口がこっくりさんをおこなっていました。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
そんなオカ研のもとにやってきた生徒会長。会長曰く、オカ研は全く活動報告をあげていない様子。部室を追い出される危機となります。
そこで、オカ研が引き合いに出したのは「ラグビー場」の不思議。
利用者の多くが体調不良を訴えて入院し、閉鎖に追い込まれたとのこと。30年前の記事を引き合いに出し、ラグビー場に「死体が埋まっている」という仮説を立てたオカ研。しかし、どうやら原因はマダニだったようです。
そして何より、虎杖の籍はオカ研ではなく陸上部にあり、オカ研は同好会定員の3名に達していないとのこと。
虎杖は書類に「オカ研」と書いたにもかかわらず、陸上部顧問の高木が書き換えたようです。
顧問の高木先生曰く、全国制覇には虎杖の力が必要とのこと。彼に陸上競技による勝負を申し出ました。
面白ぇ… と虎杖はノリ気です。
ところ変わってラグビー場。冒頭の青年が辺りを見回し、「死体でも埋まってんのか?」と述べています。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
ゴールポストには青年の言う「呪い」なのか、おどろおどろしい怪物がしがみついています。この「呪い」は青年にしか見えないのでしょうか。
虎杖悠仁の原点と伏黒との出会い
場面は変わって、陸上部入部を賭けた虎杖VS陸上部顧問高木の砲丸投げ対決。
ギャラリーはかなりの数であり、虎杖は「SASUKE全クリ」や「ミルコ・クロコップの生まれ変わり」など様々な噂が飛び交う有名人のようです。
そんな虎杖、普通のハンドボールを投げるノリで砲丸を投げて見せ、顧問・高木の14mという記録に対し、30m超えという世界記録23.12mを大きく超えるとんでもない記録を出して見せます。
特級呪物なるものを探す青年もこの勝負を見ており、
「すごいなアイツ 呪力なし 素の力でアレか」という感想。呪力という新しいワードが出ました。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
また、「禪院(ぜんいん)先輩」という人物名も出ていますね。
そんな虎杖が走り出し、黒髪の青年とすれ違います。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
その瞬間、どうやら呪物の気配が明らかに強くなったとのこと。青年が追いかけようといますが、虎杖はとんでもないスピードであり、瞬く間に遠くなります。
ーー場面は変わり、場所は病院。虎杖は祖父のお見舞いに通っているようです。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
「最期に」と前置きし、両親のことを話そうとする祖父。しかし虎杖は興味がないと切り捨てます。「看護婦さんに買ってんだ」と言いながらも、病室に置く花を買っていく虎杖。律儀な男ですね。
そして祖父は、虎杖に語り掛けます。
「オマエは強いから 人を助けろ」
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
「オマエは大勢に囲まれて死ね 俺みたいにはなるなよ」
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
そう言い残してこと切れた虎杖の祖父。
必要な書類を書き終わると、冒頭の青年が立っていました。
「呪術高専の伏黒だ」と名乗る彼の正体は、東京都立呪術高等専門学校の一年、伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
伏黒が、探しているという「特級呪物」の写真を見せると、「拾ったわ」と虎杖。
ーー 年間にして10000人を超える怪死者が出ているという日本。そのほとんどは、人間から溢れ出た負の感情である「呪い」の被害だと伏黒は話します。
どうやら学校や病院などの大勢の思い出として残る場所は、感情の受け皿となるため、呪いが吹き溜まり易いとのこと。
伏黒の探す「特級呪物」は、魔除けとして置かれていたようです。しかしそれは、より邪悪な呪いで他の呪いを追い払おうとする悪習であり、加えて、長い年月の経過により、呪物に施された封印が緩んでいるとのこと。
特に杉沢第三高校にあった呪物は、前述のように「特級呪物」であり、大変に危険な代物のようです。「人死にが出ないうちに渡せ」と詰め寄る伏黒。
しかし、虎杖が渡したものは箱のみ。なんと中身は先輩が持っているとのこと。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
そしてなんと、今夜学校で呪物のお札を剥がすとのこと。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
オカ研二人の大ピンチ!
そして場面は夜の学校へ。
虎杖が言っていた通り、オカ研の部室には明かりが灯っていました。
わざわざロウソクを立てて雰囲気を出している二人。
爪を立ててお札をカリカリしていると、ついにとれます。中から出てきたのは、人間の指のようなものでした。それにしてはえらく禍々しい見た目をしています。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
すると、オカ研の先輩二人の背後に「呪い」と思われるものが……
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
ところ変わって、虎杖・伏黒の二人が走って病院へ向かいます。半信半疑な虎杖でしたが、学校に到着した瞬間、圧倒的な圧(プレッシャー)を感じ取った虎杖。
伏黒に「ここにいろ」と指示される虎杖。オカ研二人の身を案じ、「俺も行く!」と言いだした虎杖ですが、なおも「ここにいろ」と凄まれます。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
学校では既にオカ研の二人がピンチに陥っていました。
影絵で作った「玉犬(ぎょくけん)」なる獣を実体化させ、戦闘態勢に入る伏黒。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
一方、待機するよう言われた虎杖は、祖父が今際の際に言い放った言葉を脳内で反芻していました。
「オマエは強いから人を助けろ」
――その頃、伏黒はピンチを迎えていました。目の前で、呪物を持ったオカ研の二年 佐々木が、「呪い」によって取り込まれようとしています。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
彼女のもとまで距離があり、どうあっても間に合わない様子。
そこに現れたのは、やはり主人公 虎杖悠仁でした。4階にも関わらず、涼しい顔で窓を割ってやってきた虎杖。バケモノです。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
なんとかオカ研の二人を助けることができた虎杖。伏黒の出した獣は「式神」であり、呪いと共に虎杖にも見えている様子。
通常、呪いは(普通の人間には)見えない存在ですが、死に際や、今回のような「特級呪物」関連の特殊な場ではその限りではないようです。
虎杖は、「自分が知ってる人くらいは 正しく死んでほしい」という思いを有している様です。何が正しか、という哲学的な議論はさておき、「呪い」に夢半ばで殺害される、という死に方は、確かに正しいとは思えません。
逆転の一手 そして……
さて、助け出した佐々木のポケットから落ちた特級呪物”両面宿儺”。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
呪いはなおも呪物を狙って襲い掛かってきます。今度の相手はラグビー場のゴールポストにいた呪いであり、なかなかに強い様子。伏黒が殴り飛ばされてしまいます。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
伏黒を追撃しようとする呪いでしたが、虎杖が馬鹿力で呪いをぶん殴り、カバーに入ります。
「人を助けろ」
祖父が放った死に際の言葉を「呪い」と表現し、脳裏に刻み付ける虎杖。
目の前の人間のため、彼は呪いに立ち向かいます。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
しかし、どうやら呪いは呪いでしか祓えない様子。先の不意打ちこそ決まったものの、防戦一方を強いられます。
「呪力のねえオマエがいても意味ねーんだよ」と伏黒は言い放ちます。
そこで、虎杖は一つの疑問をぶつけます。
「なんで呪いはあの指狙ってんだ?」
そんな疑問に、素直に答える伏黒。
「喰ってより強い呪力を得るためだ」
ーー食べれば呪力が得られる、という事実を知った虎杖は、なんと特級呪物”両面宿儺”を飲み込んで見せます。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
怒り狂った呪いが襲い掛かりますが、なんとそんな呪いを一瞬で祓って見せます。
それもそのはず。
特級呪物”両面宿儺”が受肉したことで、虎杖悠仁は虎杖悠仁でなくなってしまっていたからです。
(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
しかし、ここで両面宿儺にとって想定外の事態が起こります。なんと虎杖、普通に意識を取り戻し、延いては両面宿儺から人格を取り戻そうと抗い始めました。
しかし、事情がわからない伏黒は、冷酷にも「”呪い”として祓う」と言い放ちます。
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(出典:呪術廻戦1巻 芥見下々 集英社)
1話から急展開の呪術廻戦。次回はどうなってしまうのでしょうか。
呪術廻戦1話「両面宿儺」感想
今回の記事、いかがでしたか?
冒頭からとんでもない身体能力を見せつけた虎杖。
彼は持ち前の身体能力を生かし、祖父の遺言である「人を助けろ」という言葉のもと、「呪い」にも臆さずに立ち向かいます。
なかなかにさっぱりとした性格であり、主人公として応援したくなる人物ですよね。
そんな彼、「呪力」を得るために禍々しいオーラを放つ特級呪物”両面宿儺”を飲み込んで見せます。呪いを祓うことはできたため、思惑通りと言えば思惑通りなのですが、なんと特級呪物が受肉。
どう見ても友好関係を築くことはできなそうです。
第2話ではどうなってしまうのでしょうか。次回も必見です。
それでは、最後までご覧いただいてありがとうございました!
