こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の2巻収録、第11話「ある夢想」の感想ネタバレ記事です。
まずは前回のあらすじ。振り返りからいってみましょう!
Contents
10話「雨後」のあらすじ
虎杖が死に、上層部による故意に起こされた殺害だと睨んだ五条は、当時の補助監督である伊地知を詰めます。虎杖の体は高専の医師である家入によって解剖される様子。
一方の釘崎・虎杖は、高専の敷地内で座っていました。涙こそ流していないものの、相当今回の件がこたえている様子の二人。
(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
そんな二人の下に現れたのは、高専二年の禪院真希(ぜんいん まき)、狗巻棘(いぬまき とげ)、パンダの三名でした。
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
彼女は京都姉妹校交流会なるイベントに、一年生にも出場するよう要請しに来た様子。呪術師同士が戦い合う、成長するにはまたとない機会に、二人は出場を即決するのでした。
一方、とあるファミレスで会話する袈裟の男と呪霊。明らかに人並みの知性を有しており、危険なにおいのする呪霊ですが、その目的は人間を淘汰し、「真の人間」として成り替わることでした。
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
そして、宿儺の精神世界で目覚める虎杖。彼の生死の行方はーー?
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)

呪術廻戦11話「ある夢想」のネタバレ
それでは、ここからは今話の内容に入っていきます!
虎杖と宿儺
冒頭、会話をする五条と伊地知。
かなり軽薄で、本人も認める通り柄じゃない五条が、なぜ教鞭をとっているのかーー
「夢があるんだ」と語る五条。
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
そこで前回の続き、宿儺と対峙する虎杖に場面は変わります。
心臓を獲られて死んだ虎杖は、当然宿儺に恨みを有しています。「丁度いいや」として、宿儺のいる上へと向かっていく虎杖。
無策で突っ込んだわけではない様子であり、足場を殴って宿儺の体をふらつかせる、というトリッキーな攻撃を仕掛けます。
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
しかし、おそらく伏黒と比べた宿儺、「お前は つまらんな」と述べます。虎杖を蹴り、あっさり元居た場所へ突き落として見せます。
そんな虎杖の下へ降り、虎杖を椅子として座る宿儺。
彼は二人のいる場所が生得領域ーー「心の中」であると述べます。
どうやら二人はまだ死んでいない様子。宿儺の「反転術式」によって、今からでも生き返ることができるようです。
生き返る条件
「オマエが条件を飲めば 心臓を治し生き返らせてやる」と述べた宿儺。
そんな宿儺に、「偉っそうに 散々イキっといて結局てめぇも死にたくねぇんだろ」とかみつく虎杖。
宿儺は伏黒を思い浮かべ、事情が変わったのだ、と一言。「近々面白いモノが見れるぞ」と続けます。
そんな宿儺、生き返りにあたって、ある二つの条件を提示します。
1.宿儺が「契闊」と唱えたら一分間体を明け渡す。
2.この約束を忘れる。
危険を感じた虎杖は、当然拒否します。しかし、その一分間誰も殺さないし傷つけない、と宿儺は明言します。彼曰く「契約」とは強い縛りであり、どうやら今述べた内容は真実なのでしょう。
そんな説明をきき、生き返るためだしな、とすんなり条件を飲んで見せた虎杖。
しかし、次の瞬間、虎杖は油断した宿儺の顔に一発叩きこんで見せました。
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
そもそも宿儺の横暴で死んだ虎杖。「無条件で生き返らせろ」と凄みます。
ここで宿儺は「二人で殺し合いを行い、勝った方の意見を通す」という提案をします。
威勢よく「いいぜ」と虎杖が口にしたその瞬間、頭が切断され、宿儺の勝利となりました。
虎杖が「いいぜ」と了承したことで、どうやら契約は成ってしまったようです。宿儺が一枚上手でしたね。
ある夢想
冒頭に続き、「夢」を語る五条。
魔窟となってしまった呪術界(特に上層部)をリセットするため、自らの手で強く聡い仲間を育てることーー
それが五条の目的にして、夢の一部だった様子。
二年乙骨、三年秤(はかり)と共に、虎杖も自身(=五条)に並ぶ術師になるはずだった、と拳を握り締めて悔やむ五条。
そんな折、前述のように宿儺とのやり取りを経て、虎杖が帰還します。
「悠仁 おかえり」
「オッス ただいま」
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
そんな生き返った虎杖、しかしその死は記録上そのままにしておく様子。京都姉妹校交流会までの期間、虎杖を強化するための秘密の特訓が始まります。
そして最後はファミレスで話している呪霊と袈裟の男のシーン。
五条悟はどうやら我々の想像以上に強い存在であるようで、「殺す」という一点においては不可能に近い様子。
「封印」に心血を注ぐよう助言する袈裟の男。
「手立てはあるのか?」と問う呪霊。
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
袈裟の男が特級呪物”獄門彊”の存在を仄めかし、今話は幕を閉じました。
呪術廻戦11話「ある夢想」感想
今回の記事、いかがでしたか?
宿儺とのやり取りを経て、ついに舞い戻った虎杖。
本気で悔やむ五条先生と、そのあとの「おかえり」-「ただいま」と言うやり取りが印象的です。
そんな中、五条が述べていた秤(はかり)と言う名前……前話で真希さんが述べていた停学中の三年生と思われますが、虎杖・乙骨と共に、他の人物らを差し置いて名前が挙がると言う事は、相当強いのでしょう。
そして、五条悟を「封印」しようと暗躍する呪霊と人間……ここからどうなってしまうのでしょうか。次回も必見です。
それでは、最後までご覧いただいてありがとうございました!
