こんにちはー!ライターのショウマルです。
アニメ化や単行本の大量重版など話題沸騰中の呪術廻戦。 鬼滅の刃に続き、単行本の売れ行きは右肩上がりの、週刊少年ジャンプが誇る大人気作品です!
ややダークな世界観と、個性と魅力に溢れるキャラクター達の織り成すストーリーは、読者のページをめくる手を休ませません!
本記事はそんな呪術廻戦の2巻収録、第10話「雨後」の感想ネタバレ記事です。
まずは前回のあらすじ。振り返りからいってみましょう!
Contents
9話「呪胎戴天-肆-」のあらすじ
宿儺と対峙した伏黒。彼は宿儺の腕ーーすなわち虎杖の腕が治っていることに着目し、宿儺が反転術式を使えるものと確信します。
伏黒は宿儺に勝利することで心臓を治させようと画策。
2人の戦いが始まります。2種の式神を同時に使いこなし、宿儺を畳みかける伏黒ですが、やはり彼我の戦力差は圧倒的。
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
単純な呪力のみならず、敏捷性や膂力などあらゆる点で負けている伏黒は、徐々に追い込まれていきます。
ついに呪力がなくなったことで万策が尽きた伏黒。何らかの”奥の手”を行使しようとした彼でしたが、なんとそこで虎杖が自我を取り戻します。
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
戻ってきた虎杖に、「オマエを助けたことを一度だって後悔したことはない」と述べる伏黒。
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
心臓の抜かれた虎杖がそう長く立っていられるはずもなく……
彼は「長生きしろよ」と伏黒に言い残し、最後まで笑ったまま事切れるのでしたーー

呪術廻戦10話「雨後」のネタバレ
それでは、ここからは今話の内容に入っていきます!
呪霊と人間
今話の序盤で現れたのは、頭にツギハギのある袈裟を着た男性と、明らかな人外ーー呪霊が3体です。
頭から火山が生えた呪霊は、おそらく人間と思われる男性と円滑にコミュニケーションをとっており、呪霊でありながら人並みの知性を有している様子。
一方、目から木が生えた呪霊は人語を喋っておらす、火山の呪霊曰く内容はわからないのに意味だけ頭に流れ込んでくる、とのこと。
そんな彼らはガストがモデルと思われるファミリーレストラン”ゴスト”に入店します。
店員には袈裟の男以外見えていない様子であり、
袈裟の男=人間、それ以外=呪霊
は間違いなさそうです。だとすれば、どのような経緯で人間と呪霊が徒党を組んでいるのでしょうか。
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
ーーそんな疑問が湧いたのも束の間、場面は移ります。
虎杖悠仁の死後
場面は変わり、呪術高専の施設内。霊安室か、もしくは検死室でしょうか。
五条が「わざとでしょ」と伊地知を詰めています。少年院での事件の事でしょう、五条曰く特級相手、それも生死不明の5人の救助任務に、1年生の派遣はあり得ない、とのこと。
恐らく五条の指摘したことは事実なのでしょう。伊地知は相当にテンパっています。
「上の連中全員殺してしまおうか?」と凄む五条。彼なら本当に出来てしまうであろう強硬手段ーー
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
とんでもない空気の中現れたのは、呪術高専の医師・家入硝子(いえいり しょうこ)でした。
教師らと上との間で苦労しているんだ、と伊地知の立場を慮る彼女。
彼女の傍らには、ベッドに横たわる虎杖悠仁と死体。どうやら死体を解剖し、役立てる様子。
場面は変わり、釘崎・伏黒が高専の敷地内であろう寺に座っています。
仲間が死ぬのは(同級生では)初めてだという伏黒。釘崎も恐らくそうでしょう。
2人とも落ち着いており、平時と変わらない様子ですが、伏黒がふと釘崎に目をやると、唇を噛み締めて耐える様子が。
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
当然ではありますが、虎杖の死が少なからずこたえているようです。
そんな2人の前に現れたのは、「禪院(ぜんいん)先輩」と呼ばれるメガネをかけた女性でした。第1話でも名前だけ出ていた人物ですね。
「お通夜かよ」という圧倒的に不謹慎な言葉を吐いた彼女。背後に控えていた彼女の同級生と思われる二人が、「真希」と彼女を呼び、昨夜実際に一年生が亡くなったという事実を告げます。
どうやらそんなことは知らなかった様子の真希。だらだら汗を流し、「はやく言えや」と騒ぎ始めます。
彼らが騒いでいる間に釘崎に紹介を行う伏黒。彼らは高専の二年の先輩のようです。伏黒による紹介は以下。
呪具の扱いなら学生一 禪院真希(ぜんいん まき)
呪言師にして語彙がおにぎりの具 狗巻棘(いぬまき とげ)
パンダ先輩 パンダ
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
もう一人 乙骨先輩なる、唯一手放しで尊敬できる先輩が在籍しているようですが、現在は海外にいるようです。
さて、そんな二年生’sがやってきたのは、「京都姉妹校交流会」というイベントへの出場依頼をするためでした。
本来は二年・三年がメインのイベントのようですが、東京校の三年生は停学中のようです。
呪術師同士で戦い合うという京都姉妹校交流会。その目的は、呪術師として強くなると言うところにありますから、当然二人は「やる」と即答して見せます。
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
ファミレス会談
再び場面は変わり、冒頭の続きーー呪霊と袈裟の男との会話です。
呪霊の言い分は、人間の真実である憎悪・憎しみなどからなる「負の感情」から生まれた呪いこそが、嘘偽りのない純粋な「本当の人間」である、というもの。
偽物は消えて然るべき、として、人間の淘汰を目論んでいるようです。
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
しかし、袈裟の男は、「現状消されるのは君達だ」と鋭い事実を突き立てます。
そんなことはわかっている様子の呪霊側。素直にどうすれば呪術師に勝てるのか問います。
袈裟の男は、二つの条件を満たせば勝てる、と述べます。それは、
・五条悟を戦闘不能にする
・両面宿儺/虎杖悠仁を仲間に引き込む
という方法。
読者に代わって、「死んだのであろう?」と問う呪霊。
袈裟の男は不敵に笑い、「さぁ どうかな」と述べます。
場面が変わり、骸の上に座す宿儺を見上げる虎杖が。
死んだはずの虎杖がなぜーー?
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(出典:呪術廻戦2巻 芥見下々 集英社)
呪術廻戦10話「雨後」感想
今回の記事、いかがでしたか?
遂に呪霊側のボス格と思われる相手が登場しましたね! いまだその能力等は不明ですが、いままで出てきたどの呪霊よりも円滑なコミュニケーションが取れていることに鑑みて、まず間違いなく高位の呪霊でしょう。
そんな呪霊が望むのは、今の人間の位置にとって代わる、ということ。彼らはいずれ呪術師達とぶつかるのでしょうか。
そして、宿儺と対峙する虎杖。精神世界のようなところでしょうか。
虎杖悠仁は主人公。メタ的には当然蘇ると思われますが、どのようにして蘇るのか…次回も必見です!
それでは、最後までご覧いただいてありがとうございました!
