こんにちはー! ライターのショウマルです。
漫画・アニメ共に話題沸騰中の『呪術廻戦』
登場キャラクターは皆それぞれの“想い”を内に秘めており、非常に個性豊かです。
そこで!
そんな魅力たっぷりの各キャラクター達について、呪力や術式、技などを徹底的に紹介したいと思います。
ネタバレ注意!
現時点でのアニメ未収録の情報も含みます。
さて、今回ご紹介するのはこの人
『呪術廻戦』禪院家26代目当主・禪院直毘人(なおびと)
Contents
禪院直毘人とは?
人物
(出典:呪術廻戦5巻 芥見下々 集英社)
禪院直毘人は、『呪術廻戦』における御三家が一角、「禪院家」の26代目当主にして、特別一級呪術師です。(特別一級呪術師の詳細な説明は今のところなし)
禪院真希・真依の実父であり、相伝の術式を継いでいない彼女らを「落ちこぼれ」としてみています。
また、大の酒好きであり、「渋谷事変」編においても、任務中であるにもかかわらず酔っぱらっている様子が描写されていました。
加えて、扱う術式の影響か、それとも単に趣味なのかは不明ですが、アニメにこだわりがある様子。
それも、昔ながらのアニメが好きらしく、昨今の解像度やフレームレートを上げたがる風潮には「無粋だ」として、辟易しているようです。
直毘人さんにはアニメ『呪術廻戦』を見せないほうがよさそうですね。
禪院家
さて、ここでは禪院直毘人が当主を務める「禪院家」についてご紹介します。
禪院家は、前述のように呪術界における御三家の一角です。伏黒恵の持つ十種影法術を含む幾つかの相伝の術式があり、禪院家に生まれる者の義務は、まず「相伝の術式を持っていること」です。
相伝の術式を持たずに生まれた者は、「落伍者」として術師人生がスタートする様子。また、中でも特に女性は冷遇され、スタートラインにすら立てないことも。
「禪院家に非ずんば呪術師に非ず 呪術師に非ずんば人に非ず」
また、このような古めかしい因習は禪院家に留まりません。
実力主義という側面もある呪術界において、「相伝の術式」の継承が重要であることは想像に難くありませんが、持たざる者への風当たりがあまりにきつい御三家。悪しき風習であると言わざるを得ません。
術式と能力
投射呪法
(出典:呪術廻戦13巻 芥見下々 集英社)
禪院直毘人の術式、「投射呪法」は、1秒を24分割、且つ己の視界を画角として、画角内にあらかじめ作った動きをトレースする、というもの。
リスクとしては、
・失敗すると1秒間フリーズする。
・作った動きは修正できない。
・過度な物理法則無視、軌道無視の動きを作るとフリーズ。
の三つが挙げられます。直毘人は天性のものとしてコマ打ちセンスと時間間隔を有しており、術式使用失敗によるフリーズの心配はありません。
そんな術式を使いこなすことで、最速の術師と呼ばれるに至ります(五条悟は除く)。
また、同術式の発動中、直毘人の掌に触れられたものにも術式効果は強制されます。
しかしながら、初見でこの術式に対応できるはずがなく、触れられた者/呪霊は成すすべなくフリーズします。
(出典:呪術廻戦12巻 芥見下々 集英社)
術式発動中に触れられ、フリーズするとこうなる↑ようです。 強い。
落花の情
(出典:呪術廻戦13巻 芥見下々 集英社)
落花の情とは、御三家に伝わる対領域の術です。
シン・陰の簡易領域のように領域を展開するのではなく、領域内の必中効果が付与された術式が自身に触れた瞬間にカウンターで呪力を開放し、身を守るという仕組みです。
禪院直毘人は、特級呪霊 陀艮の領域に引き込まれた際に落花の情を使用しました。
一方、領域に引き込まれた際、一番分かり易い方法は「自身も領域を展開すること」です。
陀艮戦では終始圧倒していたと言っても過言ではない直毘人が、考える素振りすら見せなかった点に鑑みると、禪院直毘人は領域展開を習得していないとみてよさそうです。
(呪力の総量に差を感じ、領域の押し合いに勝てないと判断した、という線もありそうですが……。)
禪院直毘人の強さ
「特別一級呪術師」という肩書が権威由来と強さ由来のどちらなのかは不明ですが、術師として非常に強い人物であると言えそうです。
陀艮が領域内で術式を開放する際、直毘人に7、七海に3の力をぶつけたことに鑑みて、少なくとも実際に戦闘を行った陀艮は直毘人は七海より格上であると判断しています。
(出典:呪術廻戦13話 集英社 芥見下々)
また、戦闘描写を振り返ると、陀艮の動きを予測して先回りする様子が多々見られましたし、陀艮自身、恐らく漏瑚より速い、という評価も下しています。
老いていてもこの貫禄、この強さ、この速さ。全盛期はどれほど強かったのでしょうか……。禪院家当主恐るべし、ですね。
まとめ
今回は、『呪術廻戦』禪院家26代目当主にして最速の呪術師、禪院直毘人についてご紹介しました!
投射呪法というセンスなしでは扱い辛そうな術式を昇華し、最速の呪術師として花開いた直毘人さん……怪物ですね。
そんな直毘人さん、陀艮戦では右手を持っていかれ、陀艮戦終了後は漏瑚に遭遇、上半身を炎で焼かれます。
(出典:呪術廻戦13巻 芥見下々 集英社)
現在は生死不明。是非生きて、一度は「落ちこぼれ」の烙印を押した真希・真依の成長を見てほしいものです。
それでは今回はこの辺りで!
最後までご覧いただきありがとうございました♪
ではまた~!