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【呪術廻戦】特級呪霊・陀艮とは? 術式・技・領域展開を徹底解析!

こんにちはー! ライターのショウマルです!

 

漫画・アニメ共に話題沸騰『呪術廻戦』

登場キャラクターは皆それぞれの“想い”を内に秘めており、非常に個性豊かです。

そ!こ!で!

そんな魅力たっぷりの各キャラクター達について、呪力や術式、技などを徹底的に紹介したいと思います。

ネタバレ注意!

現時点でのアニメ未収録の情報含みます!

 

さて、今回ご紹介するのはこのキャラクター

『呪術廻戦』海の呪霊陀艮(だごん)

Contents

陀艮とは

人々が「海」を畏怖する感情によって生まれた特級呪霊であり、真人ら一派のうちの一体です。陀艮(だごん)、初登場は原作では第10話「雨後」、アニメ版では第5話「呪胎戴天-弐-」と、かなり早い段階で姿を見せています。

そんな陀艮ですが、その活躍は第106話「渋谷事変㉔」~、巻数にして12-13巻と、初登場から100話分近く待たされて漸く描かれました。

アニメで考えると……相当先になりそうだね

 

陀艮は弱い……?

(出典:呪術廻戦12巻 芥見下々 集英社)

「渋谷事変」編において満を持して登場した陀艮。

”ぶふぅーー ぶーー”

という鳴き方と共に、全身を汗だくにして柱に身を隠すなど、かなり怯えた様子です。また、禪院直毘人特別一級呪術師に殴られた際は、地面に倒れ伏して涙を浮かべる始末。他の特級呪霊達と比較すると、非常に軟弱な印象を受けます。

 

……が、事情は変わります。前述のようにかなりの強さで殴り飛ばされた陀艮は、その衝撃で大量の骨を吐き出しました。

(出典:呪術廻戦12巻 芥見下々 集英社)

画像でわかるように、明らかに上記を逸した量です。

そして、ついに特級呪霊 陀艮が、その真の姿を現します。

 

(出典:呪術廻戦12巻 芥見下々 集英社)

今までの陀艮は呪胎……すなわち未だ呪霊として成熟しきっていない姿であり、それゆえの軟弱さであったことが判明します。

 

真に特級呪霊となった陀艮。他の行動を共にする特級呪霊達と同じように、個体名の存在を主張するなど、呪霊としての確固たる矜持があるようです。

(出典:呪術廻戦13巻 芥見下々 集英社)

 

前述のような呪霊としてのプライドと意思表示もさることながら、呪胎であった頃とは別次元の強さ・タフさも見せつけます

 

それでは、そんな陀艮術式領域展開強さについて見ていきましょう。

術式・領域展開

術式と技

陀艮は序盤で述べた通り、人々が「海」を畏怖する感情から生まれた呪霊です。従ってその術式は、名称こそ不明ですが、海や水に関するものです。

ここからは、陀艮の持つ技について詳しく見ていきます。

 

  • 放水

(出典:呪術廻戦13巻 芥見下々 集英社)

画像のように指先から水の塊を生成し、地面に打ち付けることで大量の水を発生させます。地下であれば一発で浸水し切ってしまうであろう量の水であり、真希曰く伏黒の「満象」による放水の比ではないとのこと。

陀艮の果てしない呪力量の一端が感じ取れる技です。

 

  • 水の防壁

(出典:呪術廻戦13巻 芥見下々 呪術廻戦)

画像のように、陀艮自身の周りに渦上の水を展開し、身を守る技です。かなりの勢いのある渦であり、普通に触れると手が弾かれてしまいます。

攻撃性能は恐らく皆無ですが、突破するには少々厄介そうです。

しかしながら、陀艮の相手は禪院直毘人(特別一級術師)七海健人(一級術師)禪院真希(一級昇級査定中/四級術師)の三人。防壁は難なく突破されてしまいました。

 

  • 滞空

こちらは「技」かと問われると違う気もしますが、陀艮の特性としてご紹介しておきます。滞空できるという特性は非常に有用であり、うまく使えばかなりのアドバンテージがとれそうです。

(出典:呪術廻戦13巻 芥見下々 集英社)

しかしながら、前述の三人の術師による「三方向からの攻撃」から逃れる形で上空へ飛んでしまった陀艮。その動きはいささか正直であり、「最速の術師(五条除く)」禪院直毘人によって蹴り落されてしまいます

 

  • 死累累湧軍(しるるゆうぐん)

(出典:呪術廻戦13巻 芥見下々 集英社)

作中では生得領域内において必中効果を付与された上で使用されましたが、先にご紹介します。

死累累湧軍という術式、水生生物型の式神が、際限なく湧き出るというもの。その勢いとパワーは桁違い。前述の通り、作中では領域内で使用されたため、必中効果が付与されたことで極めて凶悪な攻撃方法となっています。

 

  • 領域展開 蕩蘊平線(たううんへいせん)

(出典:呪術廻戦13巻 芥見下々 集英社)

対呪霊戦、それも相手が特級ともなると、「領域展開」という選択肢は警戒して然るべきです。当然、特別一級術師たる直毘人も、常に領域を警戒していました。

陀艮が印を結ぼうとした際は持ち前のスピードでそれを阻止します。

一方、ここで一枚上手だったのが陀艮。お腹に呪印を描く(上画像参照)ことで領域展開を発動します。

(出典:呪術廻戦13巻 芥見下々 集英社)

発動された領域は、なんと真人らが拠点として使っていた場所でした。アニメ『呪術廻戦』でも既出です。

そんな陀艮の生得領域、見た目は南国のビーチそのものですが、”万物の源たる海“からは、必中効果を引っさげた魚型の式神が、的中するまで不可侵の状態で飛んできます。

上述の術式「死累累湧軍」を用いることで、さらに苛烈な攻撃を仕掛けることが可能です。

真人五条宿儺の領域と異なり、展開された時点でゲームオーバー、ということはありませんが、あまりに強力です。

 

強さ

さて、ここまで術式や領域について解説しましたが、そんな陀艮の強さ。単刀直入に述べますと、非常に強力な呪霊です。

 

「そんなことはわかってるんだ」という声が聞こえてきそうですが……。

根拠としては、圧倒的な呪力に、式神という手数の多さ果てしないタフネスと手札が揃っていること。そして何より、一級術師2人+二級術師相当1人の計3人でも祓うことができなかったという点ですね。

基本的に呪術師の等級は、例えば一級術師ならば「一級呪霊に勝てて当たり前」な実力を有して初めて認められます。

したがって、一級術師が二人もいれば、特級呪霊は決して攻略の不可能でない「祓える存在」なんですよね。しかし、陀艮戦ではそう上手くいかなかったと。特級呪霊の中でも上位に位置していると言っても過言ではないでしょう。

 

さて、私が上位と位置付けた陀艮くんですが……。ぶっちゃけ、戦闘序盤では3人にかなり押されており領域展開という逆転の一手を打つことが出来なければ、あのまま祓われていたようにも感じます。

漏瑚や真人と比べると、まだまだ実力として劣る気もしますし、特級呪霊という存在の振れ幅の大きさを再認識しました(同じくくりだと、漏瑚を圧倒した両面宿儺も特級呪霊ですし……)。

まとめ

さて、今回は『呪術廻戦』海の呪霊陀艮の術式と技、領域展開についてまとめてみました。かなり引っ張っての登場となった割には短めの出番でしたが、それでも十二分に存在感を発揮していたように感じます。

アニメでの活躍はまだまだ先ですが、私はと言うと、ぬるぬる動く陀艮、直毘人に蹴り飛ばされる陀艮、ド迫力であろう「死累累湧軍」の演出と、既にアニメ版陀艮に期待を膨らませています

 

それでは今回はこの辺りで。

最後までご覧いただいてありがとうございました♪

 

ではまた~!

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